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TBSのUSTREAM&Twitter連動番組 「革命×テレビ」

公式サイト
http://www.tbs.co.jp/kakumeitv/

5月30日23時30分からTBSで放送されたUSTREAM&Twitter連動番組「革命×テレビ」

番組開始の40分前22:50からUSTREAMが見られるとアナウンスがあったのだが、サイトに行っても記者会見が流れるだけ。なんだろうと思っていたらTBSの番組サイトで8カ所のUSTREAMが見られるとのことだった。

といっても僕が見た芸人飲み会のUSTREAMは「この後人気芸人の打ち上げ公開」というような手書きの文字が映っているだけであった。

他のチャンネルも本格的なスタートはしていないようだった。
さらに番組を切り替えようとするとパスワードを求められた。どうやら番組放送10分前にUSTREAM配信は一旦中断するらしい。それならそういう風に画面に出ればいいのだが、不親切である。

そんなこんなでTBSの地上波で番組スタート。
司会の雨上がり決死隊と小林麻耶アナウンサーが各地のUSTREAMを紹介する。

アメリカからはカブトガニ。
モンゴルからは朝青龍
新宿からは芸人の打ち上げ
築地からはスポニチ編集部から中継

アメリカはカブトガニに見せ所が結局録画VTR
モンゴルは肝心な所で回線途切れる
新宿は居酒屋に大勢の芸人がいてよく分からない(打ち上げなのにアバターコスチュームのRGはおもしろかったけど)
スポニチは中継先に音声が届かずCM挟んで、発売前の紙面を見せる

Twitterの連動はハッシュタグ#kakutvのツイートがたまに表示されるのだが、その選別は当たり障りのないもので、番組の進行により途中で途切れてしまうものも。

さらに茂木健一郎さんとハマコーさんもTwitterゲストとしてツイートが紹介されるのだが、これも当たり障りないもの。茂木健一郎さんは結構厳しいつっこみのツイートもあったのだが…。


その後はiPadでニュースを見せるというコーナーだったが、特にiPad使う意味はなくグダグダで終了。

一体何だったんだ?という感じで放送終了。
0時から再びUSTREAM配信再開。

僕はRGが気になったので、芸人打ち上げを視聴。手羽あるあるなどでRGペースの打ち上げはなかなか楽しめたが、いいところで終了。配信は0時30分で全て切れるようだ。

Twitterの反応だと新宿2丁目の中継もおもしろかった模様。下手に芸能人を使わずおもしろいものをただ映すというUSTREAMらしい試みに成功したか?

はっきり言ってTV放送の方はあまりおもしろくなかった。ただUSTREAMを使って中継費用を安く上げただけという感じで、画質も音質もTVにしてはちょっときつい。

だが、放送後のUSTREAMには多少可能性も感じた。
誰かも言っていたが、電波少年っぽいおもしろさが生でできそうだなという感じであった。

難しいのはTV放送だと放送時間が決まってしまっているので、おもしろい事件があっても生中継のタイミングが合わないことだ。(アメリカのカブトガニ中継がまさにそうであった)これなら生放送ではなくきちんと編集してやった方がおもしろい。
放送時間に合わせなくてはならないから朝青龍の登場もしっかり仕込んでおかないと無理である。(電波少年的な突撃感は薄い)

USTREAMを知っている人はともかく、知らない人がどれだけPCを立ち上げて番組サイトを検索しUSTREAMを見ただろうか?

それならばいっそTV放送をUSTREAMの入り口にしてしまえばおもしろいかもしれない。
番組はソフトバンクの一社提供で、ソフトバンクはUSTREAMの筆頭株主である。

だから、番組中もUSTREAMは流し続ける。CMは基本的に流さない。
視聴者はTVを見ながらUSTREAMの好きな番組にアクセス。
放送後もUSTREAMを見て30分の制限無しにキリのいいところで終了する。
USTREAM配信者はTwitterをやる。

放送後孫さんがTwitterで番組のアイデアを募集していた。
様々なアイデアが届いていたが、中でもDOMMUNEの宇川さんがアイデアがあるとツイートしていたのが印象的である。

毎日USTREAMに3000人以上のビューアーを呼び込む一台コンテンツだ。
時間制限などの制約が多いTVでどんなアイデアがあるのか非常に興味深いところだ。

孫さんの「やりましょう」のツイートで革命的なTVが是非見たいところである。




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[ 2010/05/31 23:18 ] Ustream | TB(0) | CM(0)

向谷実さんの 著作権・著作隣接権講座

LiFE* with PhotoCinema等のソフトで知られるデジタルステージのモーションダイ部文化祭の中で、5/28深夜に行われた向谷実さんの著作権・著作隣接権講座についてのまとめ。

動画アーカイブ
http://www.ustream.tv/recorded/7270391


USTREAMやTwitter上で議論になっているのはいいが、間違いも多い。今日は僕の知っている範囲で話したい。

Youtube、ニコニコ動画と違いUSTREAMはまだ著作権徴収団体(日本で最も大きいのはJASRAC)と包括契約していない。JASRACは著作権料を徴収して権利者に分配する。まもなくUSTREAMも包括契約が行われるだろう。

楽曲の使用を申請した場合、JASRACが断ることはまずない。どういう手続きで使用できるの回答することになっている。だから、私たちはJASRACと契約している。

JASRACが扱えないものが著作隣接権。
例えば僕がUSTREAMで自分の曲を非営利で演奏するのはOKだが、原盤権を持っていないCDをかけるのはアウト。他の人が演奏したのをかけるのもアウト。


平野友康(デジタルステージ):著作権と著作隣接権の違いは?

例えば、ある歌手がいて他の人が作詞作曲した歌を唄う。歌手には歌唱印税が入る。
こういう実演権などが著作隣接権。JASRACと関係ない部分。だから、USTREAMなどで自由にかけられない。


平野:TVで曲をかけるのはどうなっているのか?

報酬請求権がある。これによって隣接権者に分配するスキームがある。
しかし、実はこの分配方法に明確な取り決めがなく訳が分からない。
私も分配を受けているが、明細がはっきりしない。(著作権料・著作隣接権料含めて)
デジタル化の時代だから、全量報告が理想。何故このお金が貰えたのか明確にしてもらいたい。

コピーバンドが配信がニコ生で出来てUSTREAMでできないという問題は(JASRACなどとの包括契約により)すぐ解消される(著作権のみでよいので)。

ただし、自分で演奏しない場合、極端に言うと例えば、USTREAMでビートルズをかけた場合に著作隣接権は言い値なので、とんでもない額を請求される可能性がある。
一説にはCMでビートルズの曲を使ったときに3000万円を請求されたという話もある。

これではUSTREAMなどで合法的な処理ができないので、隣接権側もスキームをつくるべき。


包括契約にも問題がある。分配の計算が大雑把になりがちである。
僕がやりたいのはトレーサビリティ。スーパーの野菜などの様に生産地情報がトレースできないか?通信カラオケなどは詳細なデータが出ている。

好きなアーティストの曲の配信・演奏などを安心して出来るようにするのが急務。
USTREAMの中川さんがおっしゃった円卓会議に利用者も参加して貰いたい。
それによって音楽の世界が発展していく。


おもしろい試みを考えている。
Twitter上で中西敬三さんを誘ってUSTREAMで生で作曲した。
歌詞も視聴者から募集した。後にレコーディングして有料配信した場合の印税は作詞家三等分しようということになった。
ここで作った2曲はJASRACに登録せず、USTREAMで見ている人が証人であるということにした。皆で作ったこのデモは見ている人が着メロなりなんなり自由に使っていいことにした。

次はレコーディングを6月8日に配信する。エンジニアがマイクを立てるところから全てお見せする。
演奏者の前にもiPadを並べてタイムラインを表示してコミュニケーションしながらやる。

そして48時間以内にiTunesなどで配信したい。皆さんを信じているのでDRMはかけない。コピーも自由に可能。
さらに、考えているのがトラックごとの配信。皆さんが自由にリミックスしたりできるようにしたい。
完成した曲が作品であるが、素材を提供してそれを楽しむのもよいかなと考えた。
(その素材を利用したものが)有料化されたらさすがに困るけど。


平野:そこらへん冒険ですね。

僕はウルトラ性善説だから。ひとつだけ尊敬と配慮という言葉を言っている。みんながお互いに配慮すればみんないい人だ。誰かを敵にするのは簡単。

音楽を作っている姿を可視化すること。エンジニアの技術のすごさ。
例えばドラムを録るのにもこだわりが。今度使うスタジオは天井9m。
オフマイクの立て方。ドラムのアンビエンス、自然の残響音がどのようにドラムの音を大きくしているのか。そういうのを見せたい。

24bit192kHzでの配信もしたい(普通のCDは16bitの44.1kHz)。
ドラムのシンバルのリリースが最後どこまで伸びるのか聴いて貰いたい。


不正競争防止会議などのパネラーで呼ばれたとき、金払う価値のないものを作っている僕らの問題だと発言して嫌われた。聴いている人たちがその産業を守っていこうという気持ちが起こらないと本当の解決はない。
そういう意味でTwitterのフォローとフォロワーというのはよく出来た言葉。利用者と権利者に上も下もない。
そこから力が生まれ、ビジネスチャンスが生まれるのでは。
今その潤滑油となる権利関係の部分でいざこざが起きているのが嫌だ。

今度の中川さんの会議では時間制限はいらないのではないか。
各出演者の意見を一人ずつ聞いてからようやく議論をスタートするような、今までのパネルディスカッションのやり方にも疑問。

平野:具体的にはどうすればいい?

例えばUSTREAMで曲をかけるのはどうすればいい?という問題に的を絞って全員で一斉に議論を開始する。


CDの売り上げに頼る時代はもう終わり。
僕の意見としては、やはりウルトラ性善説。流動化されたコンテンツはデジタルでトレーサビリティ出来るはず。
変なプロテクトをかけるのももうやめる。みんなの良心に賭けるべき。


ネット選挙解禁でTwitter自粛となったのも腹立たしい。大多数の人はまともで、どこの世界にもいる一部のおかしい人のなりすましなどを恐れて制約をかける時代ではない。それでは負ける。


許諾を出さない方が負け。隣接権者などで迷っている人はすぐ行動すべき。世界のどこよりも日本が早くやりたい。

僕自身もレコード会社であり、出版社であり、演奏家であり、権利者である。
僕が6月8日にやろうとしているのは音楽の産地直送。これは物議を醸し出すかもしれない。それを見ている人に支えて貰いたい。

平野:過去にもそういった産地直送の試みはあったが。うまくいかなかった。

今回違うのはソーシャルネットワークサービスの凄さかなと思う。産地直送の鮮度、ライブに近い感覚か。

平野:TwitterがあってUSTREAMがあってソーシャルメディアでできること

USTREAMだけでなく先駆者としてのニコ動やYoutubeも仲間だ。
キーワードは性善説と可視化ではないか?
それによって音楽の質が上がる。それによってフォロワーが増える。


平野:時代の証言者となれる仕組みが今急にできたのではないか。アーカイブだけでなくい少しでもライブで、その熱いタイムラインに触れること。向谷さんの今日の話には立体感を感じた。9mの天井の話から著作権、隣接権の話。複数のレイヤーがあってどこにも気持ちが乗っている。

そうかもしれない。音楽も深さを考えて作る。
MP3やAACは本当に認めたくなかった。作っている側から見て扱いやすさと質はトレードオフなのか?
今回iTunesは256kHzと大分よくなったのでそれは有りだと思う。その代わりDRMをかけない。

24bit192kHzもちょっと聴いて欲しい。ドラムなんかいい音すると思う。ドラムの神保君のセッティングに僕も興味がある。それをインタビューしたい。
ベースも曲によって何弦のベースを使うのか、ボトムの音がどこにきて上の音が収まるのか、さらにそれによってドラムのキックのチューニングも変わる。
そういうところを見て貰いたい。

レコーディングでは可能な限りアーティストの心の中に迫ろうと思う。タイムラインの質問にも答えてもらおうと思うのでどんどん参加して欲しい。
当日演奏する譜面もPDFで公開する予定。これも見ながらUSTREAMを見て欲しい。


平野平野:ソーシャルメディアが出来て向谷倶楽部やモーションダイ部のようなソーシャルコミュニティーが出来てきた。そこからソーシャルマインドが生まれてきたのではないか。

こういうことで、もっと若い人がもっと楽器うまくなりたいとか活躍したいと思って出てきて欲しい。



※僕自身もmute voxというバンドをやっていて、去年製作したCDはドラムにマイク立てる所からマスタリングまで全て自らの手でやった。
7月にレコーディングに入る予定のCDはその制作過程をUSTREAMなどで公開することを考えている。
そういう意味でも向谷さんのレコーディング中継は大変参考になりそうだ。マイクの立て方、リミッターなどにエフェクトの刺し方なども配信するそうだ。
これに習ってレコーディングにトライしてみたいと思う。

24bit192kHzでの配信というのも凄い。
CDが16bit44.1kHzである。うちの場合だと前回は機材の関係でドラムの録音はマイク8本で16bit44.1Khz。ベース・ギター・ボーカルでも24bit44.1kHzだ。
24bit192kHzの音楽は全く情報量が変わって曲のダイナミクスや細かい音まで聴き取れるようになると思うので是非比べてみたい。


前回の向谷倶楽部の模様
http://uol.blog94.fc2.com/blog-entry-65.html

前回の向谷実さんのiPad複数同時演奏「モーションダイ部番外編」
http://uol.blog94.fc2.com/blog-entry-61.html

向谷倶楽部は6月8日の15時くらいから始まる予定。
http://www.ustream.tv/channel/minorumukaiya

向谷倶楽部の名付け親でもある津田大介さんの著書 だれが「音楽」を殺すのか?  も関連書籍としてオススメです。


[ 2010/05/29 21:01 ] 向谷実関連 | TB(0) | CM(0)

5/28 「朝まで生テレビ」

司会: 田原 総一朗
進行: 長野 智子・渡辺 宜嗣(テレビ朝日アナウンサー)
パネリスト: 大塚耕平(内閣府副大臣、民主党・参議院議員)
川内博史(民主党・衆議院議員)
茂木敏充(自民党・衆議院議員)
小池百合子(自民党・衆議院議員)
糸数慶子(無所属・参議院議員)

上杉隆(ジャーナリスト)
香山リカ(精神科医、立教大学教授)
勝間和代(経済評論家)
高野孟(ジャーナリスト)
高橋洋一(嘉悦大学教授、元財務官僚)
森本敏(拓殖大学海外事情研究所所長)
山際澄夫(ジャーナリスト)
吉崎達彦(双日総研主任エコノミスト)



まずは普天間問題から。

上杉「岡田大臣はV字滑走路を否定しなかった」

田原「V字じゃ自民と一緒じゃん」 

上杉「それについて首相に質問しようと手を挙げても1時間当てられなかった。靴を投げつけようと思った」

田原「投げれば良かったじゃん」

上杉「ちょっと履いてた靴が高かったものでw」


上杉「わからないのは鳩山首相が国外・最低でも県外と言いながら地元が手を挙げているテニアンを無視したのは何故か?」 

上杉「岡田大臣は県内移設派・嘉手納統合派だった」


(読売の新聞記事に日米普天間合意が漏れた件について) 

糸数「国外移設論を封じ込め、沖縄移設を目指す官僚からのリークでは?」

森本「いや、官邸からのリークでしょう」 

高野「平野官房長官じゃないのか?推測だが」

概ね官邸からのリーク、特に官房長官付近からでは?という論調。ただし、こんなやり方で沖縄に受け入れられるかという疑問も挙がった。


田原「こんな大事な問題に、小沢・管などが知らん顔。岡田も半分知らん顔」

大塚「平野官房長官に一本化したから、岡田大臣などはあまり入ってこなくなったのでは?」 


田原「抑止力って何?高野さん」

高野「北朝鮮・中国が脅威なのであれば、どういう脅威なのか?自衛隊では足りないのか?これを計算しなければならない」 

森本「鳩山首相は防衛問題に関して真っ白だった。それで上塗りされたのでは?鳩山首相は中国の脅威についての認識が甘いのでは?」 

小池「海軍力を増大している中国、太平洋だけでなく海賊問題に乗じてアフリカにまで手を広げようとしている」 

森本「鳩山首相は北朝鮮ばかりで中国についての脅威を言わない」 

沖縄の海兵隊はどこへの抑止力なのだろうか。必要だとか、全てグアムに移転できるとか皆見解がバラバラである。ここがハッキリしないと、どうにも前に進まない。


田原「何故5月決着と言いながら沖縄へ5月4日まで行かなかったのかと総理に聞いたら『周りの人が総理が行くまでのことはないと言ったから』と答えた」 

上杉「マキノさんが密使として数回徳之島を訪れていた。それなのに平野官房長官が徳之島を検討したことはないと発言し、その2日後に徳之島に会いたいと言ってきた。この不誠実な対応が問題では?」

小池「キャンプシュワブはもともと米軍基地を誘致した場所。名護市内でも意見は分かれている」


何故、鳩山首相がこの様な対応になってしまったのか?田原さんが精神科医の香山リカさんに聞く。

香山「鳩山首相は誰かの強い助言がなければ決断できない人ではないか?一人で決断できない」 

小池「尖閣諸島の問題を日中で協議すると言った鳩山首相の発言は最も国益を損ねた発言であった」 

知事会での鳩山首相の発言。石原都知事も強烈に批判していた。


ここからは経済の議論に移る。

田原「麻生政権のGDP-16%に比べれば現在は+4.9%と悪くない。でも何故景気の上向き感がない?」 

勝間「500兆まで届いてないのでまだ足りない。更にそれが求人倍率に反映されていないから」 


さらに田原さんが読売新聞に書かれた記事を挙げて、

田原「民主党のマニュフェスト不況についてはどうか?子供手当は経済対策にならない?」

勝間「全くならないとは言わない。ただ成長を阻害する政策、例えば農家の個別補償は成長を阻害している」

法人税は下げてあとはほっといて欲しいという意見も出ていた。

さらに、多額の国債発行となったことについて

高橋「民主党のマニュフェストに合わせてシーリング(概算要求基準)をはめて予算の組み替えを行わなかったから予算が足りない」 

つまり、きちっと上限を定めて、予算を出させなかったからこれまでの自民党時代の予算と民主党のマニュフェストで必要な予算が合わさってここまで赤字国債発行が膨らんでしまった。


高橋「民主党は官僚にマンパワーで負けてる。官僚にはスケジュール戦法・サボタージュ戦法・ヘトヘト戦法など」

高橋「どんどん細かい仕事まで大臣に押し付ける。だから12時過ぎまで大臣が仕事をやっている。これはおかしい」

官僚主導から政治主導へと変えようとしたが2、3人で15人とかの官僚に対抗しようとしてもなかなか勝てない。さらに、官僚は様々な方法で妨害してくると、元財務官僚の立場から述べた。


茂木「1990年に1位だった国際競争力が現在27位。成長戦略に対して予算が回っていない。垂直統合のモデルからマイクロソフトやアップルの様に得意分野だけブラックボックスにし、他はオープンにする」 

勝間「人口動態の変化も問題。人口の多い団塊の世代が働き盛りだった時代からの変化」 

茂木「今は国内国外の区別をすることに意味がない。2位ではダメで世界で1位のシェアが取れなければ儲からない」

90年代の日本経済が好調だった時代をまた取り戻すべきだという論調。その為には日本の電機メーカーの特徴である設計から製造まで全て一括でやる垂直統合モデルから、アップルなどに代表される設計だけをやり、製造は外注するような水平分業モデルへの転換が必要ではないか。
さらに、その業界で1位シェアを取りに行かないといけないという流れ。



田原「亀井さんはケチケチしてるから景気が悪い。全国に新幹線を通せ。金は国債を発行しろと言った。管さんは国の借金が多いから消費税アップが必要だと言った。どっちが正しい?」

大塚「どちらが正しいという答え方はできない。財政出動してもその後増税で取られるという風に国民が感じれば消費は伸びない」

高橋「需給ギャップを財政出動だけで埋めようとするのは日本だけで、これは間違い。半分は金融政策でやらなければならない」


さらにギリシャの破綻は他人事ではないというテーマに。

高橋「880兆円と言われる国の借金が世界一だが、資産650兆も世界一」 

勝間「1億円の借金があるが、7000億円の家に住んでいるようなもの」 

高橋「自宅じゃなくて別邸。愛人の家みたいなw」 

高橋「景気を比率で考えちゃダメ。一旦悪くなっているので比率があがるのは当たり前。需給ギャップを埋めなければ失業率は改善しない」 

高橋「この状況で増税するのは自殺行為」 

勝間「同意」

この辺は現代ビジネスが行った高橋×勝間対談が分かりやすかった
http://uol.blog94.fc2.com/blog-entry-74.html


茂木「消費税について今から議論しておかなければ間に合わない」

勝間「消費税の議論で逆進性の話が出てこない。低所得者には影響が大きい」


田原「日本は先進国でも消費税が少ない」 

高橋「消費税に関しては国の作り方の問題」

欧州は消費税が10%台という国が多い。アメリカは国では州ごとに消費税を定めている。ただし、生活必需品には非課税という場合が多い。
また、消費税が特に高い北欧などは高福祉・高負担のコンセンサスが取られている。


28日、衆院総務委員会で審議入りし、与党の賛成多数で即日可決された郵政改革法案について 

田原「郵政票が欲しいんでしょ?」  

高橋「前回は109時間かけた討論が今回は1日で強制採決」 

茂木「与信審査能力のない郵貯の限度が2000万円になる。これで地方の信金が壊滅する。中小企業を支えているのは地方の信金であり、ここにも影響が大きい」

大塚「1000万から2000万になってもすぐ2倍になるわけではない。現象が止まる程度ではないか。現在でも利息が付かないが1000万以上預けられる」 

田原「大塚さん前は750万円に減らそうとしてた。何故逆になった?」 

大塚「2005年はそれで選挙に負けたから変えた」

小池「ゆうちょがうまくいったら民業圧迫。失敗したら国民負担」

民営化と逆行した郵政改革法案。これは成功しても地方の信金などの経営を圧迫し、失敗すれば郵貯に税金が投入され、国民負担となるという主張。


小沢一郎の再起訴について。

上杉「小沢氏起訴は織り込み済み。マスコミが騒いでいるだけ。小沢さんは選挙選挙。谷亮子さんを引っぱってくると体協を自民党から引っぱってこれる」

森本「上の世代が抜けた次の時代に人材がたくさんいる。特に民主党」 

田原「自民党は誰もいなくなっちゃった」

田原「小沢さんは次の選挙負けると思っている」 

上杉「小沢さんは負けをどれだけ減らすかを考え、連立の組み替えを模索。公明党あるいはみんなの党が20議席取れば、渡辺喜見を首班指名することもあり得る」

小池「小沢さんを沖縄担当大臣に任命しては?普天間の土地も持っているし」 

上杉「官房長官にして欲しい。官房機密費を暴いて欲しい」

上杉「ちょっと強引かもしれないが、野中さんが田原さんだけが受け取らなかったと言った官房機密費については?」 

田原「それ聞かれるのが嫌だった。野中さんの娘さんは何故受け取らなかった方の名前を言うのか?受けとった人を言えと怒った。終わり」 

ここで、少々強引だが、官房機密費について上杉さんが切りだしたが、これも少々強引に田原さんが終わらせた。


田原「小沢さん、鳩山さんは説明責任を果たしているか?」

上杉「西松事件に関しては最も説明してるのは小沢さん。毎週記者クラブだけでなくオープンで記者会見を開いている。検察には事情聴取等捜査に協力している」 

山際「自民党時代の幹事長は毎週どころか2日に1回のペースで会見していた」

茂木「だが、国会に出てこない」

上杉「あとは国会」

この辺でタイムアップ。最近の朝生の出演者はTwitterでも発言する人が多くなってきた。番組もTwitterとの連動を始めるなど、色々な試みも見られてきた。



[ 2010/05/29 16:39 ] TV | TB(0) | CM(0)

朝までニコニコ生激論 Part1

●番組概要
【番組名】「朝までニコニコ生激論」テーマ『民主主義2.1(夏)~代議制の拡張可能性について~』
【日時】5月21日(金)24時00分~(約3時間)

【出演者】※敬称略
司会:
東浩紀(批評家/東京工業大学世界文明センター特任教授)
パネラー:
猪瀬直樹(作家、東京都副知事)
鈴木寛(文部科学副大臣、参議院議員)
吉田徹(政治学者、北大法学研究科准教授)
堀江貴文(株式会社ライブドア元代表取締役CEO)
津田大介(メディアジャーナリスト)
鈴木健(東京大学特任研究員<情報科学>、ウェブ学会準備委員会委員)
濱野智史(ネット研究者、日本技芸リサーチャー、『アーキテクチャの生態系』著者)


東「政治不信に抗う。自分たちで自分たちを統治するとはどういうことかを考える」


まずは鈴木健氏が『あなたはどの政党を支持していますか』というグラフを示す。
鈴木健「支持政党を持たない人間が増加。今後、ネットが政党に与える影響とは?」

アメリカでのガバメント2.0の解説。ICTを利用して政府の情報をなるべく開示し、市民が関われるようにする。Web2.0の提唱者でもあるティム・オライリー「政府はプラット・ホームとしての役割を果たせばいい」
市民が政策を作り、政府はそのサポートをするというオープンガバメントという形。

鈴木健「ハンガリーにインターネット民主党という政党がある。この政党は特定の政策を持たず、獲得した議席をネットで得られた賛否を反映して投票するという政党(ネット投票が賛成6割、反対4割なら、10議席のうち6議席を賛成、4議席を反対に回す)」

鈴木健「インターネット民主党(ハンガリー)」日本では最近、2つのグループ?(まずは地方議会とかから)が結党しようと動いてるらしい。「demoexの思想的背景は批判的合理主義のK・ポパー先生!(開かれた社会)」


直接民主主義政党の想定される効果 
1「国民の声が直接議会に届く」 
2「議会という場に国民の選択が現れることで他の政党が無視できなくなる」 
3「現状の政治における閉塞感が突破できる」 
4「揺らぎを持った政党であるから、二大政党制が成立しにくくなり議論が深まる」

「直接民主制の問題の一つ実施コストについてはネットで解消済み」

直接民主制で考えられうる問題点 
1「市民の無関心(投票率が低い)」 
2「結論が出にくい」 
3「結論がよくない(市民の無知)」 
4「ポピュリズムの危険性」 
5「マイノリティーが保護されづらくなる」  
6「国会に貼り付ける(時間のある)人間が有利になる可能性がある」

と、現在主流の代議制民主主義に直接民主主義の概念を持ち込む例を示した。


吉田「なぜ直接民主制を目指す人々が代議制に政治家を送り込もうとしているのか?」

鈴木健「現実的に無理なので、戦略としてまず擬似的に直接民主化を果たそうとしている」


ここで司会の東氏が二大政党制に疑問を投げかけた。

東「二大政党制の問題:結局2つとも似たような政策を出すようになり、多様性を失うのでは?」

吉田「有権者は基本的に大多数は中庸的である。ゆえに、選挙の票を得るためには、政策を中庸に寄せる必要がある。従って、二大政党制が提示する政策は、いずれも似通ったものになり、議論は相手のスキャンダル提示に終始する。(二大政党制の問題点)」

東「二大政党の夢からようやく覚めた」

吉田「総選挙の前から世論調査ではそういう結果が出ていた。でもとりあえず政権を変えてみましょうという期待感でしかなかった。」

吉田「民主党が投票された理由は、国民が子ども手当てだとか高速道路の無料化に魅了されたのではなくて、今までの自民党がいやだったから、という程度ではないか。」

吉田「民主党を評価するのはまだ早いが、そもそも政権交代が自己目的化している」」

猪瀬さん「それが小沢さんの政治信条だった」

「サッチャー時代は遠心的競合。保守党は右に、労働党は左に政策を振って競争して社会のダイナミズムを生んでいた」

吉田「民主党は自民党の分派から始まり、社会党やら新党やらを吸収して、寄せ集めだった。何故寄せ集めが一つに纏まり続けたかというと、それは政権交代のためだった。そして今政権をとっちゃったから、民主党の中でまとまりがなくなってしまった。」

鈴木「上層部意外はネイティブ(最初から民主党の人)」

ホリエモン「何でネイティブが弱いの?」

吉田「選挙に弱いから」

鈴木寛「政策を仕切っているのはあくまでネイティブ。実は政府はプラットフォームという考えには近い」

ここで熟議カケアイという鈴木寛さんの文科省が主催している、ネット上で政策について議論するサイトの紹介。
http://jukugi.mext.go.jp/

ここでは教育などの政策について1000人ほどの市民が議論に参加しているとのこと。

URLが貼られるとアクセス集中でサーバーダウンした。


東「日本において、政策運営のサイトを設置する場合、炎上を避けたいというのはある。鈴木寛さんにとって、熟議カケアイはある程度熟議が出来ている実感はあると思うが、国民全体に広げるにはアクセスをケタ一つ二つあげる必要がある。その辺のバランスはどうお考えか。」

鈴木寛「実践的に試行中の段階。これから」

堀江「増えないんじゃない」

吉田「熟議カケアイで今保たれているクオリティは、参加人数が増えたらそのクオリティは維持できない、人数とクオリティはトレードオフであるということは認識すべきでは。」

堀江「何とか政策委員会みたいに、今では選ばれなければ政策議論に参加できなかった。今まではサプライサイド、教育団体だとかの偉い人しか出来なかった。それが今熟議カケアイみたいな感じで、誰でも参加できるようになったのは大きな前進。」


東「熟議民主主義を推し進めてしまうと、国民の休日を設定してまで、国民全員が熟議に参加しなければならないような状態になる。熟議に参加できる水準の国民は限られているので、それは国民全体の意思を反映できなくなる。」

東「ロックの社会契約は意識的、ルソーの一般意思は、大衆の無意識的なものを指しているような違いがある。ネット上に蓄積され保険統計的にあらわれる傾向になぞらえられるのではないか」

吉田「ルソーの議論の前提としては、個人が個別の意思を確固として持っていることを前提としている。そうでなければ、一般意思は成立しないと。」

熟議カケアイの様な、国民が政策に参加できる仕組みには概ね好意的な流れ。
但し、熟議までする時間的余裕のある人、そういう意思のある人がどれだけいるのか?という問題。
東氏は熟議とは違うもう一つの方法、例えばTwitterなどには大衆の無意識が現れるのではないか?それを抽出して生かすことができないか?との提案。


津田「現状Twitterを使っている議員の人の中には、自分の意図をよく汲み取っているなと思う人達をリスト化してたり、政策議論が出来ている人達をリスト化している。それを見ていると、集積すべき無意識の中にも、レベルの差はあるように思える。」

津田「Yahooニュースにつくコメント、mixiニュースにつくコメント、あるいはニコ生。コメントレベルの差が大きい。これはどうする?」

東「アーキテクチャーの問題。twitterのつぶやきは瞬発的で140文字という制限にその人がよく表れるのでは?」

濱野「熟議カケアイはフォーラム型という議論に向いたアーキテクチャが採用されている。日本ではあまり採用されていないアーキテクチャだけれども、目的と状況によってアーキテクチャを選択的に利用する、たとえオールドに見えるものでも使っていくというのは大事ではないかなと思う。」

日本では2ちゃんねるの様なスレッドフロー型の掲示板が主流となっているが、ある特定の議論をするにはフォーラム型の方が向いている。この様なアーキテクチャーの違いがその内容にも影響する。


鈴木寛「官僚が黒ペンを握って政治家が赤ペンで直すぐらいであった。これからは政治家が黒ペンを握り、さらにはそれを市民へ渡したい」

今までは官僚が法律を書き、政治家はそれを修正するくらいの力関係であった。まずは政治家がその黒ペンを取り、さらには国民が政策を作るようになるのが理想であるとのことだった。


ここで、一旦休憩。
第2部は後日またアップする予定。


[ 2010/05/27 22:48 ] ニコニコ生放送 | TB(0) | CM(0)

津田大介×伊藤博之(クリプトン)「音楽の未来について」

IMSTA 基調講演「音楽の未来について」
出演:伊藤博之 津田大介


USTREAM中継されたのだが、音楽に関する講演であったのに音声が非常に悪く、特に前半はかなり聞き取りづらい物であった。

まずは初音ミクなどのボーカロイドで有名なクリプトン・フューチャーメデイア株式会社社長・伊藤博之氏の講演から。
何故CDが売れなくなったかについて、ライフスタイルの変化や接触メディアの変化、テクノロジーの変化等を挙げた。

「技術が音楽を変えてきた。木材加工~CPU レコードやCD 等々」

加工技術によって楽器が出来、現在では高性能のパソコンで音楽を作る。
レコードやCDなどの複製メディアの技術

プロモーション:UST×twitter ニコ生 facebook myspace
などの新しいプロモーション方法がインターネットという技術によって生まれた。

これからはTVからネットへ 
レガシー(マス)メディアからSNSへ 
トップダウンからボトムダウン(上から与えられる物から下から上がって来るもの) 
アーティストを「集める」からアーティストが「集まる」へ

「レコード会社と同等のことが個人で出来るように」

この後各種サービスの紹介へ。

セミナーで紹介されている音楽配信サービス、Router。
iTunes、着うたに簡単に配信できる。
http://router.fm/

全国のフェスを検索できるフェスウィキ。
http://feswiki.jp/


続いて『だれが「音楽」を殺すのか?』の著者、津田大介氏の講演

まずは様々なデータをグラフで示す。
「CD売り上げの減少、配信の売り上げも2008年で頭打ち」
「一方フジロックなどをきっかけにライブ動員は増えてきている」
「著作権料は増えている、主な要因は着メロなど音楽の利用の幅は拡がっている」

違法ダウンロードのせいでCDが売れなくなったなどとよく言われる。iTunesや着うたなどの売り上げの伸びも頭打ちであるが、実は著作権料は増加傾向でCDバブルの90年代後半よりも現在の方がライブ動員数が増えてきているという状況がある。
以上のことにより津田さんは「現在はCD不況であって音楽不況ではない」と述べた。

次にレコード会社の役割について。これまでは、
1.アーティストの発掘・支援
2.レコーディング費用などの負担
3.プロモーション
レコード会社がリスクを取ることで、アーティストに対して有利な契約を結んできた(原盤権をレコード会社が持つなど)。悪い言葉で言えば搾取である。

だが、これが最近変わってきている。
1.のアーティストの発掘はネットなどでの発掘に
2.についても機材の進化で制作費低下(アルバム1枚数千万円単位から数百万、数十万へ) 3.についてもTVCMなどたくさんの広告費をかけてきたが、最近ではネットで無料の口コミプロモーションも可能になった。

これについて、いくつかの例を挙げて説明した。

相対性理論:
ネットの視聴(myspace レコミュニ mf247 ニコ動)とライブで評判を上げた 自主制作CD-R完売 自主レーベルでの2万枚のヒット(メジャーの10万枚とどちらが儲かるか?)

MIKA:
Twitterで300人のファンにバーで奢ったことがtwitterで話題に

神聖かまってちゃん:
ニコ生ニコ動でライブをアップ 
自宅でも配信し視聴者とのコミュニケーション
メジャーデビューも決まりNHKミュージックジャパンへの出演も話題に


まつきあゆむ:
自分のサイトでアルバム直売~Paypal、銀行振込でZIPファイルmp3のダウンロードURLを送付
ファンドを立ち上げ寄付を募る~どんな機材をいくらで買ったか等内訳も公開。ファンはそれがどのように音楽に生かされたのか楽しめる。

「音源の制作過程を公開してファンがそれを楽しむというような形」
「海外でもレコード会社を省いたようなビジネスモデルのミュージシャンもいるが、多くは元々名の知れたアーティスト。そうではないまつきあゆむさんが音楽で食えるようになった」

まつきあゆむさんの日記
http://matsukiayumu.com/index2.htm


メジャーレコード会社とアーティストの360度契約の増加。

「米国の場合、メジャーアーチストの収入の75%はコンサートツアーによるもの。日本でライブ中心のビジネスモデルが可能か?日本のライブハウスにはノルマ制という悪しき習慣がある」

日本でもライブ動員数が増えているのだから、同じようにライブ中心で稼げないか?
そこには米国と違いノルマ制という壁がある。

日本ではライブハウスが出演者であるミュージシャンに2000円×15枚などのチケットノルマをかける。ミュージシャンはファンなどにチケットを売り、ノルマ枚数を超えればその分の売り上げからバックが貰えるが、超えなければ赤字である。バックは場所によってチケット代の50%~100%で、さらに機材費などを取る場合もある。
自ら集客などはほとんどせずにドリンク代などで収益を上げるという収益モデルだ。

これではインディーズバンドなどがツアーで収益を上げることはかなり難しい。しかし、これも変わってくるのではないか?USTREAMなどでライブ配信等。

「ネットでのプロモーションのポイントは共感・新規性・リアルタイム性
例えば月1000円払ってくれるファンが300人いれば30万円で活動費が。UST×PaypalのIZONNやPPVなどの投げ銭のシステム 音楽業界ではないスポンサー」
「フェスなどではJTが積極的にプロモーションしている(規制により他のメディアで宣伝しづらくなったため)」

以上で津田さんの講演は終了。
司会の方がまとめに入る。

司会「90年DAWの時代 2000年ループシーケンスの時代 2010年ソーシャルネットワークの時代 2020年音楽の未来はについて2人にお伺いしたい」

津田「Twitterのタイムライン上でレコード会社を否定しているのか?といった意見が出たが、そうではなく、役割の変化。アーティストの選択肢が増えたといえる。アーティストは作品制作に専念できるにこしたことはない」

伊藤「CDの様なメディアは必要で、すべてネット配信に置き換わるとは思わない」


ネットの登場などにより、音楽業界のビジネスモデルは大きく変わってくる。それに伴いレコード会社の役割も変わってきた。
プロモーションの仕方も大きく変化してきて、アーティストの選択肢も増えてきた。

僕自身も学生時代から”mute vox”というバンドを続けている。社会人になって活動のペースは落としているが、都内を中心に横浜、静岡、大阪などで年50本ペースでライブをした年もあった。周りのバンドを見てもツアーで収益を上げるのは難しく、グッズやCDの売り上げで何とか回っているというバンドが多いのではないか。

だが、最近それも大きく変わってきたことを実感しつつある。ライブのペースを落としてもYoutubeやUSTREAMなどでその様子を全国・全世界の人に見て貰えるようになった。また、直接CDを売らなくてもiTunesなどで手軽に買って貰えるようになってきた。Twitterでのみのやりとりで、直接会ったことのない人からも「曲を買いました」という声を聞くことが出来た。

去年製作したCDはドラムにマイク立てる所からマスタリングまで全て自らの手でやった。
次のCDはその制作過程をUSTREAMなどで公開することを考えている。
プロモーションにもなるし、プロには全くかなわないが、興味ある人の参考になるかもしれない。

また、マイク位置こうした方がいいよとか、意見ももらえるかもしれない。
ただ、あくまでもちゃんとレコーディングはやらなければならないので配信用の人手が必要になるかもしれない。

今回の講演で非常に多くの刺激を受けた。大きく変わりつつある音楽業界。今回学んだことをいち早く取り入れ、実践していきたい。




[ 2010/05/17 00:31 ] 津田大介 | TB(0) | CM(0)

田原総一朗×津田大介「ツイッターとジャーナリズム」

現代ビジネス主催による対談が前回の勝間和代×高橋洋一に続いてUSTREAMで中継された。

始まって早々音声トラブル。
なかなか聞き取りづらいが、津田さんが「ネットジャーナリスト」となるまでのヒストリーを田原総一朗さんがインタビューしているという構図か。

早稲田大学卒業後、小さな出版社へ就職、その後2,3人で小さな会社を立ち上げ、IT系のライターへ

その後、ナップスターやWinnyの話題へ。

津田「P2Pの技術を用いたWinnyは使用者全員が何らかのファイルを常に分散アップロードしているので全員が違法ファイルの一部をアップロードしていることになり、誰かが狙い打ちされにくい」

ここでやっと音声が修正されて再スタート。

田原「Youtubeは違法では?」
津田「アメリカの著作権法には、ある程度対策(通報があれば削除するなど)をすれば罪に問われないということが明記してある」


田原「だが日本でWinnyの作者は逮捕された」
津田「ある種見せしめ的に。違法に使われる割合が高すぎたのかもしれないが、合法的なものを作ろうとする芽まで摘んでしまったかもしれない」

包丁は料理にも殺人にも使われるが、作った人は罪を問われない。Youtubeは包丁だと判断されたが、Winnyは銃だと判断されたのかもしれない。という例えを出して津田さんは説明した。


田原「Youtubeは高く売れたんでしょ?Twitterはどう?」
津田「Twitterは色々な可能性があるので売らずにやっている」
アメリカでは有用なサービスは高額で買収されるという例が多いが、TwitterはGoogleなどの買収に応じなかった。

津田「twitterはもともとバイク便の連絡用のシステム。2007年に爆発的に広まった」

田原「なぜ140字?」
津田「160字のショートメッセージの名残。ユーザーID用のバッファに20文字。その残り140字」
津田「SMSの160字はポストカードに書かれている平均文字が150字前後だったというところから」

田原「日本語は140字により詰め込めるね(漢字・かな使いで)」

田原「1つつぶやくと100の返信がある。これがおもしろい」
津田「書くことによって自分の考えを確認できる」


田原「普天間問題。沖縄入りした鳩山首相をすべてのマスコミが叩いた。これへの疑問」
産経から朝日に至る、右から左全てのメディアが鳩山首相の沖縄訪問を非難した。ここから始まるという見方は一つもないのか?という疑問をTwitterで投げかけた。


田原「Twitterの反応、刺激によって新たな発想が生まれる」
津田「それは2ちゃんねるなどにもあったのだが、Twitterは顔が見える」
実名とまではいかずとも、ある程度発言者の顔が見える反応は匿名の書き込みと重みが違うと言える。


津田「Twitterはブログなどより短く、流れる。だからすべてに返信しなくてもいいが、何に返信しなかったのかも含めてオープンだ」

こういうTwitterの特徴は政治家向きだとの指摘。


田原「政治家。さらにホリエモンがおもしろい。逮捕されて出てきてからがおもしろい」津田「それまではあまり説明しようとしていなかったが、ネットを使ってうまく説明し世論も作ろうとしている」

田原「収監中のホリエモンに差し入れしてあげようと思ったら、拘置所の飯は炊きたてで、大量に一度に炊いたものだから旨い!」

ホリエモンは以前はマスコミなどに対してしっかり答えたりしなかったが、今ではTwitterやブログ、有料メルマガなどを上手く使い分け自分を表現し、無罪への世論を作り出していると津田さんは指摘した。

田原氏「ツイッターを始めたきっかけは自分のなりすましがいたから」

田原さんがTwitterを始めたのは意外なきっかけからだった。

田原「Twitterがネット選挙から外れちゃった」
津田「まだどうなるか分からないが、あくまでも政治家の話。今までも2ちゃんねるなどでみんな好き勝手に書いてきたから」

現在、ネット選挙解放にTwitterは含まれていない。だが、それは政治家本人だけの話で現実的には田原さんの様なひとのつぶやきに反応したり、有権者がTwitter上で討論する。そういうことの方が大きいのでは?という津田さんの回答。

田原「電話なんかと違う?」
津田「連絡の模様をみんなが見ているということが違う。返事しないことも見える。根回し根回しでやってきた日本の政治と対照的」


津田「Twitterはテレビ・雑誌・マニフェストの隙間を埋めてくれるもの、共存すべきもの」


津田「民主党のマニフェストにあった記者クラブ解放がなされなかったことにtwitterで批判が。そこで藤末議員がそれをプリントアウトして持って行った。その後解放された」


田原「2ちゃんねるはすごい。自分のどこが悪いかわかるという人がいた」
津田「2ちゃんねるの場合は極端な話2,3人が批判を書いていることもあるが、Twitterはアカウントがあるので起きにくい」

2ちゃんねるなどを含めてネットの情報は有用だが、Twitterでは2チャンネルよりノイズが少ないという特徴があると言える。(ただし、より率直な意見は2チャンネルの方が多いかもしれない)


田原氏「ハッキリ言って僕は新聞なんかいらないと思っている。新聞の一面は発表報道ばかりだ。分析がない。」


田原氏「週刊誌に取材を受けても週刊誌はあらかじめ自分で決めておいたストーリーどおりの記事にしてしまう。」
津田「僕もやられた事ある。ただ、それに対する反論・指摘もtwitterなどでできる」」


田原「twitterは儲からないでしょ?」
津田「twitterだけではまだ利益は生み出せないが、あるつぶやきに関して広告が挿入され、それがユーザーに還元されるということもありうる」

津田「USTでも動きは起こっていて、番組がおもしろかったら投げ銭するというシステム(IZONN)もできてきている。例えばこの配信が有料なら音声トラブルにもっと批判がきたのでは?」


田原氏「インターネットで稼げるシステム(TwitterやUstで稼ぐプロが生まれるシステム)が必要。」

田原「自分がリストラされるところを実況した。それが本になったtwitterでもそういう動きが出てくるかもしれない」

田原さんはTwitterやUSTの場をアマチュアの遊び場というだけでなく、そこからプロが出て現在の新聞などに取って代わるということを期待しているのではないか。


田原「日本語版キンドルも出てくる」
津田「週刊誌は厳しいかもしれない。ただし、書籍も残ると思う。読んだら捨ててデータだけ残して検索したいというものとの2つに分かれる」

全てが電子書籍になるのではなく、まずは読み捨てが主の週刊誌などからそれが始まるのではないか。電子書籍なら最速で配信され、バックナンバーを含めての検索もできる。ファッション誌等は掲載した商品の通販リンクなども貼れる。
週刊漫画等は単行本の売り上げへの影響を考えると時間制限付きのDRMが適当かもしれない。分厚い本から解放され、全国どこでもいち早く読めるなら成功の可能性は十分ある。


津田氏「昔動画配信しようとしてNTTにお願いしたらまず50万円とか100万円と言われた。今はUstを使えばタダ。」
津田「(出版社でも)僕らくらいの世代はそういうものを使って何かやろうという人がいる。ただしネットを敵とみなす上司がいてできないということがある」


田原「オバマはTwitterで当選したとも言われる」
津田「街頭演説をどこですると告知できるのも大きい」
津田「これからTwitterはインドの選挙の例をみてもどんどん政治に巻き込まれていく」

最後は次の参院選に向けて加速していくであろう、Twitterの政治利用の可能性について示唆して対談は終了した。

特に前半のTwitterの成り立ちや、様々な利用の例、可能性については本日の出演者津田大介さんの著書Twitter社会論に非常に分かりやすく書かれている。必読の一冊である。

Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
津田 大介
洋泉社
売り上げランキング: 1516
おすすめ度の平均: 4.5
5 ロジカルにTwitterが語られている
2 twitterの勉強で
2 Twitterをよく知らない人向け
4 日本での“Twitter”の広がり感を実感するにはうってつけ
4 Twitterの生い立ちから09年末までの動向がわかる


[ 2010/05/15 00:05 ] 津田大介 | TB(0) | CM(0)

孫正義 vs 佐々木俊尚 徹底討論 「光の道は必要か?」 第3部後半 電子カルテ

ここからもう一つの利活用「電子医療」についての議論へ。

孫「電子医療で複数の病院で何回もレントゲンを撮ることがなくなる。遠隔診療もすべてのデータ(MRI等のデータもすべて)を見ながら行える」
孫「電子カルテはすべての医者、看護士、医療事務300万人に無料で提供で600億。重複した検査など3割減る」


佐々木「日本の電子カルテは規格がバラバラ。この統一化は重要。アメリカではマイクロソフトやグーグルが。これを持ち込むのもアリ?」
孫「もちろんアリ。日本は規格を作るのが下手。ジョブズのような強烈なリーダーシップと思い込みが必要」


孫「個人を特定できない範囲の医療データを製薬会社に提供。製薬会社はそれによって開発費を下げ、データベースの使用料を払うのでここでも国費はかからない。田舎の医者も都会の医者と同じ医療情報を得られる」

佐々木「光の道から電子カルテなどに絡む既得権益のしがらみを突破するのは得策ではないのでは?孫さんが言うと利益を上げるためだと言われる」
佐々木「電子カルテ、クラウド医療に関して言えばFTTHは必要ないのでは?そこは光の道と切り離さなければ誤解される」

佐々木さんは孫さんのビジョンに反対しているのではなく、どう各種の批判や抵抗を突破するのかを見たいのではないか?という風に感じられてきた。


孫「重病を患ったときに良い医師・専門医にいかに出会えるか?遠隔医療で専門性の高い医師の診断を受けられないか?DNA情報などで予防医療をし、医療費も3割は下げられるはず」
孫「予測では医療費がこれから47兆円に、これをクラウド化で3割下げる。600億円程度の電子カルテ配布は小さなコストでは?」

高齢化によって医療費は大幅な増加が予想されている。これに増税や窓口負担を増やして対応していくよりは、電子医療によるコストカットの方が良いし、現実的でもある。


また、カルテは書いた医者の著作物であると言ったような医者の言い分にもこう痛烈に批判。

孫「医療費のほとんどは国費。カルテなどの医療データも提供せよ」
佐々木「amazonの購入履歴、googleの検索履歴も本来はそれぞれ個人のものであるはず。この議論が欠けていた」 孫「だからこそ情報アクセス権も国民のものである」


佐々木「デバイスを使いこなせない人はどうするかという議論でストップしてしまう」
孫「低いほうに合わせては進化は進まない。電子カルテ導入しなくては保険の点数こないようにすれば学ぶはず」

医者は理系だから、50代くらい知り合いの医者もiPhoneやiPadなど新しいものを使いこなす人が多いように感じる。


孫「国費に頼ろうという卑しい考えはやめよ。そうやってできたものは使えないものばかり」
佐々木「全面同意。国産にこだわって使えないシステムを導入することはもうやめよ」
佐々木「海外にまで解放すると日本の産業が廃れるという考えは間違え。それをすると日本のものも受け入れられない、iモードの失敗もそこ」

日本にGoogleの様なIT企業が生まれない理由はそういうところにあるのかもしれない。


ここからは、休憩後から飲んでいたワインが回ってきたのか、非常に熱い口調になりもはや孫さんの独壇場となる。

孫「光の道に国費が1円でも必要になるなら国賊と呼ばれてもいい、頭を剃ることも厭わない」
孫「族議員こそが国賊だ!うちは100年間天下りを受け入れないと宣言している」

NTTやKDDIのように天下りを受け入れているライバル企業を痛烈に批判。


孫「政治家との議論の場がNTTなどの圧力で潰されたという話も聞く。いつでもどこでも議論は受ける」
孫「時間制限のない、編集のない、言葉を選ぶ必要のない場で議論できることが大事。この場がそうだ」


そして、最後に質問に答える。
質問:孫さんは政治家にはならないのか?

孫「なりたいものが4つあった。教師、画家、政治家、事業家。僕は事業家としてやれることやるということを決めた」


そらの「USTREAMの筆頭株主として何がやりたいか?」
孫「デジタル情報革命。人々に豊かさ、楽しさ、生産性、知能を与えたい。twitterも義務感でやっているわけではない。議論が楽しいから」

孫「佐々木さんの出演した激震マスメディアも見た。NHKのコンテンツを開放すべきというツイートをした。だから語り合いたいと思った」

孫「今後生きていくだけの収入はもうある。だけどやりたいことがある。USTの筆頭株主だが、ニコ動もウエルカムだ。NTTを悪く言うこともあるが、同士だと思っている」


ニコ動からの質問:iPadをSIMロックするのは今日の議論から言うとどうか?

孫「批判は知っている。僕はまだ既得権益と戦っている途中、iPadはその武器。竜馬も幕府と戦っている間は武器を幕府に渡せないでしょ?」

孫「docomoやauだけが800MHz帯を持っていることが既得権益。アップルを同士として、iPhoneを世界一売ってきた。AppleがSIM開放を選ぶなら仕方ないが、理解されていると思う」
孫「あくまでもソフトバンクが独占という契約ではない」

これに対し、佐々木さんも意見を求められる。
佐々木「SIMフリーは望ましいが、ビジネスモデルとしてただフリーだからといって売れるわけではない」

孫「世界的に見て3G版の端末はSIMロックが8割売れている、メールと電話以上のサービスを受ける場合はそのほうが良いシステムといえる」


ここで、さらに佐々木さんがつっこむ。

佐々木「将来的にはSIMフリーが望ましいのでは?」
孫「その方向だ。周波数が取れればフリー端末を増やしていく予定」
佐々木「800MHz取れたらiPad開放?」
孫「それは…倒幕できているかどうか」

やはり、iPhone、iPadはdocomoやauに打ち勝つ武器で簡単には手放せないようだ。


質問:政府の作業チームについて
佐々木「有権者がチームに参加することも必要でそれもできつつある。twitterでの議論参加も原口さんが読んでいるかもという期待はある」

孫「twitterだけでは十分ではないが、ネット選挙開放の方向もある。ガラパゴス周波数も議論が起こり改善の方向にある。これは大事なこと」


そして、最後に改めてこうまとめた。

孫「光の道を国費を使わず実現する方法論を俎上に上げた。これを圧力などでつぶすことなく議論することに佐々木さんも同意してくれた」
佐々木「はい」

そして、二人は握手して終了した。



[ 2010/05/14 17:40 ] 光の道 | TB(0) | CM(0)

孫正義 vs 佐々木俊尚 徹底討論 「光の道は必要か?」 第2部 佐々木俊尚反論

続いて第2部で佐々木さんの反論
とは言っても孫さんがその都度ガンガン入ってくるので()内に表記。

小渕内閣~森内閣で策定されたe-Japan戦略の振り返りから

2001年のIT基本戦略では「ADSL3000万、光回線1000万世帯」を目標とし、現在で既に達成した。
(実はこの数字を入れることを要求したのは孫さんであった)


そして2003年のIT基本戦略Ⅱでは、利活用の面
・医療・電子カルテ
・食 牛肉などのトレースアビリティ(狂牛病などの管理)
・コンテンツ国際競争力の強化
・電子政府
などが挙げられた。

しかし、毎年同じことを検討している状態。実は何も進んでいない。
(孫さんは自分が基本戦略Ⅱでメンバーから外れたため、数値目標等の要求ができなかったと指摘)

電子カルテの例で言うと、厚労省・医師会が動かないのでなかなか進まないという。

現在の電子カルテは病院内だけのローカルのシステムから始まっていて、導入は10%程度。医師の反撥も強いため進まない。

(孫さんはここで、全国統一のクラウド化された電子カルテというビジョンがないのだと指摘。)

これが進まないのはむしろブロードバンドの普及だけではなくむしろそのプラットフォームをどう作るか?というのが最重要課題ではないか?
国内でプラットフォームが作れないのであれば、海外にもこれを解放し、マイクロソフトやGoogleのシステムを使うことも一つの選択ではないか?


一つの例として、かつて電脳村と呼ばれた富山県の山田村の例を挙げた。
実験としてブロードバンド回線とパソコンを各家庭に無償提供したが、現在では全く活用されていない。

もう一つの例、葉っぱビジネス。料理の飾りに使われる葉っぱを田舎の老人が収穫して、インターネットを使って都会に出荷するビジネス。
これを主導した横石さんは老人専用ブラウザ、キーボード、トラックボールを導入。
そして、売り上げ順位のシステムを導入して競争原理を入れた。

さらに、印刷技術の例も挙げた。本の素材が重要なのではなく、印刷技術の発明がルネッサンスを引き起こした。

この様な例から見ても、光回線の普及などよりも使いやすいプラットフォームが大事なのではと指摘。

つまり、日本はブロードバンドの普及はある程度できた。
アニメや漫画などコンテンツも豊富だ。
ただ、それを繋ぐ真ん中のプラットフォームがiTunes StoreやAmazonに太刀打ちできていない。


日本はこの状況をどうすべきか?これからプラットフォームを取りに行くのか?それとも端末などのモジュールに特化していくのか?
赤字財政の中では「選択と集中」が必要ではないのか?


ブロードバンドの普及に反対はしないが、本当に国費0で出来るのか?光回線自体の維持費など重要な数字を隠しているのでは?
他にやるべきことがあるのではないか?

第3部の討論はこちら


[ 2010/05/14 17:10 ] 光の道 | TB(0) | CM(0)

孫正義 vs 佐々木俊尚 徹底討論 「光の道は必要か?」 第1部 孫正義プレゼン

ソフトバンク株式会社代表取締役社長:孫 正義 氏と
ドワンゴ本を執筆したジャーナリスト:佐々木 俊尚 氏が
総務省が提言する光の道構想について、持論を展開し徹底的に討論

■出演者:
孫 正義 氏[@masason(twitterアカウント)]
佐々木 俊尚 氏[@sasakitoshinao(twitterアカウント)]


まずは孫さんのプレゼンテーションから。

「光の道」とは?
・現在の6200万回線をすねて光回線に
・これを国費(税金)0で実現
・民間企業のままで実現
・メタル回線と同じ1400円で実現
・ADSL以下の料金で光BBへ
・離島も含めて希望者全員に提供
・電子カルテや電子教科書を無償で提供
・電話のみの希望者はそのまま利用可

これが実現するのなら、反対する理由はないのでは?
出来るか出来ないかの議論はあってよい。

次になぜ光が必要か?

これからは基本的人権に情報アクセス権が含まれるようになるのでは?
教育・医療などの格差をなくすにはこの情報アクセス権が鍵になる。
この場合に、回線の選択に差があってはならない。(ADSLだけしか選べないなど)

これからは光回線が電気や水道の様なインフラになる。
電気の普及から家電の普及が始まったように、光回線の普及から様々なサービスも普及していく。

ADSLの通信料で十分であり、それはほぼ行き渡ったのでは?という指摘について。
通信料=人×端末×情報量 
となり一人が同時に接続する端末の数自体が増える。また、その情報量もHD動画、双方向の映像通信等どんどん増えていく。

無線通信量は1年に2倍のペースで増加している。このまま行くと10年で1000倍になる。
仮に帯域を3倍に拡張し、LTEの技術革新で3倍にしたとしても10倍程度で、これは無線でカバー仕切れない。
と、無線万能論を展開する池田信夫に対して反論。

現在マクロ局の鉄塔まで光が来ていて、そこから無線を出している。それをさらにマイクロ化、フェムト化と小さくして、需要に対応することが大事である。


光に移行しない理由のアンケートの結果のほとんどは値段の高さと家まで届いてないということ。

現在NTTはADSLを4500円、光は6700円で提供している。この2200円の差額は接続料の差である。もしメタルの接続料1400円と同じ料金で光が使えたら?
光は料金がADSL並(もしくはそれ以下)に下がり、ADSLは全て光に。固定電話のみでよいという人は料金も電話機もそのまま使える。
また、固定電話のみのユーザーも家自体には既に光回線とWi-Fiチップが付いているので、無償配布された電子カルテや電子教科書の公的なサービスの通信は無償で使える。


災害時もメタル回線の電話より、迂回して通信もできるIP回線の方が有利であるということ。また、停電時も充電池を搭載して対応する案を挙げた。

第2部はこちら

[ 2010/05/14 16:06 ] 光の道 | TB(0) | CM(0)

孫正義 vs 佐々木俊尚 徹底討論 「光の道は必要か?」 第3部前半

※ここからはリアルタイムで視聴したログを元にまとめてあります。


以前出した試算に光ファイバーの維持費が含まれていないのではという指摘に対して、改めて詳細な試算を示して説明。

孫「離島含めても国費・公費0で光を引くプランを今から発表」

以前離島も場所によっては衛星を使うとしていたが、今回は全ての有人の離島に光ファイバーを通すという試算になった。


孫「離島や宅内への引き込み工事を含む整備費が試算で2.5兆円」
現在家の近くまで来ていて引き込みをしてない家庭への引き込み工事費用、また前述の離島への敷設を含めての整備費の試算が2.5兆円となる。


孫「維持費に関して言えば、メタル+光と光のみの年間の差額が5000億」
現在は電話線やADSLに使用しているメタル線(銅線)と光ファイバーの両方を敷設している。しかし、メタル線は光ファイバーに比べて経年劣化が大きい。光ファイバーに一本化した場合メタルの分が丸々浮くので、光ファイバーの保全費の増加を考えても4500億円程度コストセーブできるという試算。
大学で光ファイバーの研究をしていたが、メタルの保全費が高いというのはその通りで特に海底ケーブルは錆の問題が非常に大きい。光ファイバーはそれを補える技術である。


孫「この維持費はNTTの開示資料から計算」

さらに、これらの試算はNTTの開示資料を基に試算したもので、決して勝手な試算ではないと強調した。


孫「メタル(銅)はそろそろ古い技術であり、光に変える時代に来ている。回線の保全費=長さ×故障率 田舎こそ光にすべき」
孫「重いメタル線、減衰もあるので中継局も必要。」


孫「個別工事も効率が悪い。一気呵成に光を引けばコストダウン。契約変更無しで勝手に光に変えるから現在のような営業費もなくなる」
現在は色々な会社が個別に営業をかけて光回線の契約を取り、光ファイバーの引き込み工事を行っている。地区ごとにまとめて全ての回線を光ファイバーに変える工事をすれば営業費、工事費のコストは一件あたり12万円から3万円程度に下がるとの試算も示した。
確かにADSLと光で顧客を取り合っているってのは無駄で、料金が同じなら光にするのに文句を言う人はいないだろう。

孫「3万円の累積Σ(シグマ)が2.5兆円」
この数学的な言い方、理系は好きである。


孫「このようなコストダウンによってNTTのアクセス回線部門が黒字化する」
孫「アクセス部門が2700億の赤字から3000億の黒字へ」


孫「4500億円のフリーキャッシュフローが出る事業は2.5兆円の資金調達を銀行から出来る」

ここで、国費0円で出来るという説明へ。アクセス部門の黒字化で一年に4500億円のキャッシュフローができる。ソフトバンクはボーダフォンの買収に2兆円を10年返済というプランで調達したので、NTTも国ではなく、銀行から事業の資金調達が十分可能という説明をした。


ここで、NTTのアクセス回線部門の分社化も提案。

孫「アクセス回線部門の分離は競争の公平の為にすべき。アクセス部門が黒字化するので分社化可能」

NTTも含めて全ての会社が分社化したアクセス回線会社から回線を借りて、独自の技術や料金で公平に競争すべきと指摘した。

僕の解釈が正しければこうだ。
現在、電話回線とADSL回線にはメタル線(銅線)が使われている。電話の基本料金は1450円(NTT東日本)。すなわち電話線を轢いている家庭は月1400円程度を払っている。
これを全て光ファイバー化しても上で述べたコストダウンにより1400円という料金が実現する。
今まで通り電話として使う人はそのまま。インターネット回線を使いたい人はこれに各社のプロバイダ料等を支払う。ADSLだった人は光ファイバーに一本化される(料金が上がることはない)。現在光回線の人は料金が下がる。
と、こうなる。

ちなみに、メタル線すらいらない(固定電話も有線のネットもいらない)という家には光も引かないとのこと。

さらに、

孫「メタルから光ファイバは100年に1回の物理線のパラダイムシフト、これは一気にやって、その上で事業者の競争をやればよい」

とまとめた。


コストダウンするということは人員削減があるのでは?という労組の反応に対しても先回りしてこう答える。

孫「参院選間近で労組の反感もあるだろうが、実は光の敷設とメタル撤去でNTT人材の需要が高まる」


孫「この資料はすべて各所に提出している。もし計算違いや別案があれば私はそれを受け入れる」

佐々木さんも検算が必要としながらも、このプランについては納得。続いてこれを実現する戦略についての話に移る。

佐々木「孫さんのプランは社会主義的では?」

孫さんは常に資本主義的な物事の考え方をしているが、この件は国主導によるインフラ整備である。これは社会主義的なのでは?という指摘。

これに対する孫さんの回答。

孫「国費0、アクセス会社民営化は社会主義的ではないのでは?」
佐々木「訂正します」
孫「私が国に言っているのはNTT法を変えなければならないから」

NTTがこの様なプランを自分で考え出してやらないのはいまだ公社的で公務員的だからと言える。


孫「国家がやるべきなのはビジョンを掲げ、法律を作ること。地デジ化での電波有効利用も必要であった」
アナログで十分等色々な指摘のある地デジ化も、周波数帯域の有効利用のためにも必要でなかったという認識を示した。


佐々木「インターネットの利活用が進まないのは回線の問題ではないのでは?」との疑問を示して一旦休憩へ。

ここまでの議論を聞いていると「光の道」が国費0ならやらない法はないわけで、これを崩すには国費0じゃないという数字を持ってこなければちょっと太刀打ちできないと感じた。


休憩明けなかなか進まないインターネットの利活用の話題へ。
佐々木「光の道は検算がなされれば賛成。ただしブロードバンド普及すればすべてOKではない。どう利活用するか?」

この疑問に「光の道」が実現したという前提で孫さんのネットの利活用を提案し始めた。

孫「光100%で進む利活用というのがある」


孫「ヤフージャパンのトップページがいつまでテキスト文化か?サービスはある程度遅い回線に合わせて作らなければならない」

佐々木「本当に必要なのはリッチな帯域であるか?」
孫「もちろんそれだけではない、リッチな帯域を必要としないものもある」

もちろんTwitterの様にテキスト中心で成立するネットの活用の形もあるが、それはそれとして、孫さんはあくまでも光の道から始まる新たな利活用を提案する。


孫「電子教育、iPadのような電子教科書を全生徒に配布。紙の教科書でできることは電子教科書でほぼできる。クラウド化し、教師と生徒のSNS更にできる事も増える」
佐々木「インフラとクラウドが整備されれば電子教育ができるというのは間違い」
孫「そうではあるが、原口大臣がビジョンを掲げている。それに沿っていく」

孫さんはあくまでもビジョンを語りたいのだが、佐々木さんはその実効性について語りたいようだ。


佐々木「そのアプリやサービスは誰が作るのか?ノウハウがない国は国内IT大手ゼネコンに発注するだろう」
孫「NTTデータとかね(笑)そんなのはダメ」

孫「それはアンドロイドのようにオープンソースでやる。腹をくくった人物が集まってやる」
佐々木「現在の状況ではそれが起きない、その現実を見なければならないのでは?例えばオープンソースで生まれた海外の優れた教育アプリをローカライズして使うか?」
孫「もちろん使う」


孫「電子教科書はオープンなアプリが走るOSならなんでもいいアンドロイドでもiPadでも。この導入費用は小学生から大学生まで全員に配布して3600億。八ツ場ダム4600億に比べれば小さい。」
孫「新たに必要になる端末は400億円、現在の教科書予算も400億。電子教科書で全国の先生が自分で新たな実験動画などをアップする。これを全国の生徒が見る」

孫さんの試算によると電子教科書は一台2万円で作れる。初期費用は3600億円かかるが、
その後は新入生への配布なので教科書の年間予算で可能とのこと。


では、電子教科書でしか出来ない新たな教育とは何か?

孫「紙の教科書で覚えられない正しい英語の発音。中学校の英語教師の発音のひどさ」
孫「歴史を動画で見せる感動。年表の語呂合わせはいらない」
孫「NHKのアーカイブスを教育に使う。国民の視聴料で作ったコンテンツは教育に開放せよ」
NHKには多くの教育番組、歴史番組、あるいは大河ドラマなど様々な教育コンテンツのアーカイブがある。国民の視聴料で作られたこの番組がどれだけ有効利用されているか?これを使わない手はない。


これに対し、現場の教師がそれを使いこなせるか?という議論を佐々木さんは展開。

佐々木「リテラシーが低い教師がそれを扱えるか?例えばほとんどの教師はモバゲーも使いこなせない」
孫「iPadはフルキーボードを使う必要はない。ページをめくれれば使える」
佐々木「確かにそういうデジタルデバイドは問題ではなくなった。例えばtwitterを使わない9000万人以上の層のソーシャルデバイドをどうするか?」


さらに、この電子教科書の製造について

佐々木「国内のITゼネコンを排除するか?電子黒板はひどい」
孫「そのとおり、電子黒板はゴミ。電子教科書は教師と生徒はまったく同じもので、プロジェクタにつながる。これこそが電子黒板」

孫「クラウドサーバーは遅延の問題からできれば国内が望ましい」
佐々木さんが端末に関して海外も含めてオープンであるべきと言ったことにつっこむと
孫「国内にはこだわらない」

ここで、休憩。

続いてもう一つの利活用、電子カルテの話題へ
続きはこちら


[ 2010/05/14 04:11 ] 光の道 | TB(0) | CM(4)

ギャスパー・ノエ監督「エンター・ザ・ボイド」

先日シネマート六本木で行われた試写。

上映終了直後PS3のメニューのような画面に、実はブルーレイ上映でした。
道理でちょっと黒浮いてるなと思った。むしろプロジェクターの性能だろうけど。


~TOKYO。繁華街の裏通り。オスカーとリンダの兄妹は、街のネオンサインを臨む古いビルの小さな部屋に二人で暮らしていた。
あてもなく日本にやってきたオスカーは定職を持たず、日々ドラッグに溺れながら、ジャンキー仲間の紹介でディーラーをして金を稼ぎ、
最愛の妹リンダを日本に呼び寄せたのだった。
リンダは兄との再会を喜び、東京での生活を楽しんでいたが、やがて夜の街で知り合った男マリオに誘われ、
ストリップ劇場のポールダンサーとして働くようになっていた。~公式サイトより


序盤から主人公の主観での長回し。実は全編主人公の主観の映像なのである。
通常の映像文法ではなく、主観と俯瞰、そして頭越しの映像でほぼ構成され、生前・死後・回想を分けている。


主人公が母を失って背負った強烈なコンプレックス。彼はそれを妹リンダに、友人の母親に、そして、ドラッグに求める。そして、死後のトリップの末彼の願いは叶えられる。


Enter the Void=無に入る 死は無 無は穴 そして穴に入り再び生まれる。


この映画は母性を探す旅である。だから出てくる女は全員巨乳だ。
巨乳好きな男と何故男が巨乳好きか知りたい女が観に行く映画ということでよろしいか?


ギャスパー・ノエ監督「エンター・ザ・ボイド」5/15より公開
[ 2010/05/13 18:27 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

勝間和代×高橋洋一「ギリシャ危機と日本経済」

勝間和代と高橋 洋一(元財務官僚・経済学者)の対談がUSTREAM中継された。
テーマは「ギリシャ危機と日本経済」


 まずはギリシャがどういう国かそもそも知っているのか?という話。

高橋「ギリシャは人口1000万。面積は日本の3分の1。GDPは30兆、神奈川と同じくらいの規模」
高橋「国債の返却率は50%ほど。G7は5%位で悪化するのは戦争中くらい」
高橋「いい加減さがEUROに入って誤魔化された。五輪の影響も」
高橋「4人に1人が公務員。民間の給与の1.5倍」
高橋「特殊法人も多くて、社会主義国に近い。EUROに入れちゃダメだった」

 ギリシャの経済規模は神奈川県くらいとさほど大きくない。
 また、公務員だらけで資本主義というより社会主義に近い国と言える。


高橋「EUROからギリシャを離脱させることが一番簡単なやり方」
高橋「GDPの動きが明らかに他EUROと違うから最適通貨圏の理論から言うとEUROに入れてはいけない」

 マンデルの最適通貨圏の理論を引用して、ギリシャをEUROへ入れるべきではなかったという議論を展開。


 ここで、巷で言われている「日本もギリシャと同じように破綻するのでは?」という議論について。

勝間「同じように日本が破綻するという人がいるが」
高橋「財政当局はそうならないと知ってて言っている。むしろ他の意味がある」
高橋「銀行を見るときに債務残高だけでなく、資産とその有効利用も見る。国も同じ。バランスシートで見なければならない」

 日本は債務残高は大きいが、資産もそれだけ大きい。借金と資産を両方見なければ正確でない。先日の朝生では債務残高だけを強調して不安を煽り、増税しようとする財務省の思惑も指摘していた。


勝間「債務残高が増えているのが問題視されているが」
高橋「日本は会計システムが操作されていて世界基準と違う、特別会計に入れるため国債を多く発行していたりする」

 と日本の会計の特殊性を元財務官僚の視点から指摘。

 
 そもそも国家の破産の定義はなんだろうか?

高橋「数学的に言うと財務残高÷GDPが発散すると破産」
 
 いかにも東京大学数学科出身らしい説明。意外にも財務省には理系出身者は非常に稀。

勝間「過去最大の税収に対しても国債額が大きいから破綻すると言われるのは?」
高橋「プライマリーバランスが来年7%等改善していく方向であれば破綻はしない」
勝間「名目成長率が0ではいくら増税してもダメですよね」高橋「その通り」
高橋「名目成長率ゼロならどんなに増税してもダメ。穴のあいたバケツどころではなく、床が底抜けしてる感じ」
 
 いくら増税しても経済成長しなければ収支は改善しないという指摘。


勝間「ギリシャはどうか?」
高橋「ギリシャは年金がひどい。出生率は日本並み」
高橋「日本の年金は現役の3~4割程度(5割という数字は一番いいとこ取りの計算)は出生率に合っているといえるが、ギリシャは同じくらいの出生率で10割」

 出生率が低い分支給額が減るのが普通であるが、ギリシャがいかにでたらめか分かる。


高橋「ギリシャは女好きなのに出生率が低いのが大変な疑問(笑)」
確かに年間のSEX回数が世界一的な記事を見た記憶もあるのだが、出生率が日本並なのはかなり意外である。

高橋「年金の設計や税金の補足も本当にいい加減」

 そういえばオリンピックの時も工事が遅れまくって施設の完成が間に合うか?みたいなニュースもあった。国民性がかなりいい加減だということか。その割には避妊はしっかりしているのか(笑)

勝間「ギリシャをG7などと比べることがそもそも間違い」
高橋「ギリシャはEUROへ裏口入学したみたいなもの」
勝間「世界同時株安は反応し過ぎ?」
高橋「EUROが下がって本当にいい迷惑。ギリシャは休学(一時的にEUROを外す)させるべき」
勝間「いずれにせよ日本とギリシャは切り離して考えるべきですね」

 ギリシャは経済規模からも、そのいい加減さからみても日本とは全くレベルが違う。日本がギリシャみたいに破綻するのでは?という論調は間違いである。

 とはいえギリシャから学ぶことも多い。日本はどうすべきか?

高橋「年金は出生率をがんばって上げていく。公務員は減らしていく。今の郵政民営化は英語では政府所有企業としか言えない」

 と今の郵政政策は後退していっていることを指摘。公務員改革も必要か。

勝間「日本が破綻してもドイツは助けてくれないですもんね」


 日本の金融政策について。

勝間「ハイパーインフレを煽る人がいるが」
高橋「2~3%のインフレターゲットするのに20%位のインフレを心配するのはおかしい」

 インフレし過ぎたらその都度引き締めればいいだけで、2~3%のインフレターゲットは全く問題なく行えるという指 摘。


高橋「EUROなどに属さない日本は金融政策が使えるのが強み。私はギリシャ危機がそんなに大変だとは思わないが、本当に大変だと思うならしっかり金融政策すべき」


勝間「日本の国債の94%を日本人が買っていることは?」
高橋「それは日本人が外国が読めず日本語が好きだから」
 
 日本語しか話せない日本人は海外への投資に消極的ということか。


勝間「リーマンの時に格付け会社の問題が言われたが」
高橋「債権の発行を休債してるのに、格付けを下げてきたことがあった。存在しない債権を格下げするほどのド素人。格付け会社は私欲の塊。信じる方が悪い。」
勝間「マスコミも知識不足、誰かの言葉を借りて伝言ゲーム状態」

 知識不足な人物が各分野に存在する。その情報に惑わされないようしっかり自分で勉強して納得し投資などは行わなければならないことを指摘。

 ここで、配信は終了。ひろゆきとの対談とは違い、非常に分かり易くよい議論であった。

[ 2010/05/13 15:30 ] Ustream | TB(0) | CM(3)

勝間和代ブログコメント欄閉鎖そして、ひろゆきと再戦へ

「デキビジ」での西村博之氏との対談
をきっかけにコメント欄に大量のコメントが投稿され遂にブログのコメント欄を閉鎖した勝間さん。

対談内で勝間さんは「自分のサイトでの議論で名前の入力を求めている。匿名によって起こる誹謗中傷などの問題を減らすには実名化が必要と」主張していた。

これに対しひろゆき氏は「例えば『山田太郎』と名前が書いてあって、その本当か分からない実名に何の意味があるの?」と反論していた。

皮肉にも勝間さんのブログには大量の「山田太郎」名義からのコメントが投稿され、いわゆる「炎上」状態に。

そして、遂にコメント欄閉鎖↓


勝間和代公式ブログより
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/

>>最近、投稿記事とは無関係なコメントが大量にココログに投稿されております。

>>つきましては、ココログのコメント機能を当面の間、停止させていただきます。

>>各エントリーのコメントについては、それぞれのエントリーの下に、はてなブックマーク及びツイッターの連動ボタンがありますので、はてなブックマーク、またはツイッターをご利用ください。

>>なお、過去のココログのコメントについては、引き続き、閲覧可能です。


ただし、過去のコメントは閲覧可能で連動サービスでコメントできる等、かなり気を遣ってはいる。
そして、堀江貴文×西村博之×勝間和代の座談会の発表。

ホリエモンの提案により再戦が行われることになった。現在の所は本での発売を予定しているようだ。
ただ、今回の盛り上がりはYoutubeでの動画きっかけで爆発したとも言えるので是非動画で見たいところ。

こういう要望はホリエモンのTwitterにも寄せられ、動画公開への動きも始まりそう↓
http://togetter.com/li/19730





5/7 奥田民生レコーディングライブ『ひとりカンタービレ』@渋谷AX

カメラ6台での中継。
机にはPCとモニタースピーカーとiPodも置かれている。
机の上のノート(楽譜とかかな)を映すカメラもある。

客席はレコーディング中も食事、トイレ、私語自由。
AXは音が響きすぎるのでドラムはテントの中で録音。
客席から見えなくなるのでブーイングも起きる。


例の特注ヘッドホン(「SONYのスタジオ標準ヘッドホンMDR-CD900STの奥田民生特注バージョン」を付けてドラムレコーディング開始。

スネアのマイクは定番のSHURE SM57かなハイハットのマイクは打面よりやや左を垂直に狙っている。
民生の右後ろシンバルの奥にコンデンサマイクも設置してある
ドラムは今回も一発OK 
残りのマイクはオーバーヘッドとシンバルに一発とキックくらいかな? そんなに数は多くない?

ベースは今回もリッケンバッカーのベース。歪みは少なく丸い音。
自分でPCのPro Toolsを操作しながらドラムのレコーディングから始めていく。

民生「酒が足りなかったかなw」なんて言いながらベース録音開始。
民生「(ベースを弾き終えて)ガックシ。やり直すか」
PC操作をミスって!?慌てる

PC画面を表示してベース録音はラインとアンプのミックスでやっているという説明。 

ベースの録音確認中 「キックと合ってないな…そんな細かいこと言っている場合じゃないな」
「多分大丈夫っすね。ズレることによって味が出るw」
会場拍手

ギターアンプはレコーディングだと別部屋に置いたりする。今回はついたてを置いて舞台の端の方へとの説明。

「アンプはマーシャルのご厚意でプロトタイプを使わせてもらっている。発売されたらみんな買ってねw」

「指で弾いたりピックで弾いたりする」


「会場はモニター音とアンプ音が両方聞こえちゃうのでバランス分からないかも」

ギターはハムバッカー2発シールドはカールコードを使用 

弾き終わって「チューニングがイマイチな気がする。もっかいやっていいですかね」とチューニング開始。
やはり今回もチューナーはギターに取り付けるKORG AW-2Gってやつ 


「ってかイントロ(の指弾き)と(ピック弾き)を別々にやればいいじゃんw」と気付いてピック弾きからやり直し。

演奏をミスるとライティングが赤くなり、「チャッ チャ♪」と昔のバラエティのような失敗のエフェクト音がかかる。

アルペジオのミスに「何でも直せばいいってもんじゃない。あの頃は下手だったなって思い出になるw」と言うわけでOK。

「ギターにエコーなんかかけちゃったりして」と自分でエフェクトをかける
「アコギはもちろんマイク録りなんでここはあんまりうるさくしないでね」
エレキはアンプから出た音が本当の音だけど、アコギは本体の穴から出る音が本当の音なのでマイク録りが一般的。客席の方の音も入っちゃうので手拍子なんてもってのほか。

ここで「いつもレコーディングを一緒にやってくれている宮島さんです」とスタッフ紹介 「とは言っても今日はピンチの時以外基本自分で操作しているよ」

ギブソンのアコギに持ち替えて2トラック目を入れる。カポの説明「曲のキーがEだから…」でも途中で説明を諦める。

PCの操作ミスって録音したのを消してしまうトラブル。「でも最近は消しても戻せるんだよね。あんまりやると戻せなくなっちゃうけど」

「ここから3連、ジョン・レノンがAll My Loving(With the Beatles)でね。なんでもないですw」
「アコギは音程よりもパーカション的なリズムの役目をやります。弾き方にもよるけど」確かにジャキジャキっとしたリズムがよく聞こえる。なるほど。


お客さんの知識がどれだけあるか分からないから、どこまで専門的な話をしていいか探りつつやっているみたいだけど、このイベントに来るお客さんは割と知識ありそうな気もする。ミュージシャン先行予約とかやってたし。

アコギは2本重ねて終了。
「みんなビールどんどん飲んでね。ヘッドホンが新しいので耳が痛くなるなあ」

次はタンバリンと鈴を入れる。音楽の授業を思い出すなあ。 
「(タンバリンと鈴の演奏にお客さんがつい笑ってしまうので)マイクに笑い声が入っちゃうなあw」
確かに右手にタンバリン、左手に鈴を持って座ってマイクに向かって録音している様はちょっとおもしろいw

本番中はお客さんちゃんと笑いこらえる。
4回に1回だけ入る鈴のタイミングが気になるみたいだけど、「大丈夫大丈夫」

「鈴にリバーブでもかけてみる?お風呂に入れてみる?ここ(会場)で聴くと基本お風呂入ってるみたいだもんね」会場は渋谷AXなので反響が結構入る。


「休憩入るか。あーギターソロがあった!まあ休憩明けね」
と肝心のギターソロを忘れて休憩突入。

民生「通称水槽?金魚鉢っていってたっけか?のアンプ。ギターもギブソンにしてみました。持ってる中で一番高いギター。とくと御覧あれ」
と、水槽の中に入ったようなアンプで時価1000万との噂もあるギターを鳴らす。
本当にむちゃくちゃ図太い音!凄い!の一言。

大迷惑のイントロをちょっと披露に会場が大盛り上がり
肝心のギターソロも一発OK「流石練習してきただけある」

「テンポディレイをかけると音が重なってはずなの」
「テンポディレイの調整も昔は『あ、いきすぎた』とかあったけど今は一発でできて便利ですな~」
とギターに曲のテンポに合わせたディレイをかけていく。


「歌詞ですが、最初は『雨』いや、(今日降ったからといって)わざとじゃないですよ」 
「何かサクサク進むなと思ったら、酒あんまり飲んでなかった。さっき飲んだら一気に回った」と歌入れの準備。

前回はセッティング終わっていざ歌うって時に終了。今回も終わりか?
と思いきや、今回は歌入れスタート!嬉しいサプライズ。
聴き取れた歌詞はこんな感じ↓

雨のおかげで、時間はたっぷり 一人 我が家で ~繰り返す   もちろんやめてもいいのさ 誰も急げって言わないし 一人~お気楽なのさ一人きりで~  手を開いて探して 今日も~泣いても笑っても 気になって気になって~

簡単なのさ 一人きりで お気楽なのさ 一人きりで~  幸せなのさ 一人きりで  愛の歌を 歌っても 一人 手を叩いて 酔っぱらって~ 今日も明日も 泣いても笑っても はめ込んで連れ込んで ~かたづけて 君が来るのを待って


天気が悪くて一人で家にいる。一人は気楽だなんて言いながら彼女が来るのを待っている。
ってなストーリーの歌詞かな。

とここで配信終了。この後会場ではコーラス録りなどが行われるのかな?
今日は歌入れも少しおまけで見せてくれました!感謝!


[ 2010/05/07 21:41 ] ライブレポ | TB(0) | CM(0)

『奥田民生ひとりカンタビレ』がに再び生配信決定!

奥田民生のレコーディングライヴ企画“奥田民生ひとりカンタビレ”

ドラム、ベース、ギターに鍵盤、コーラスから歌にいたるまで、奥田民生が一人でこなし、各ライヴ会場で新曲を制作、完成後すみやかに配信販売するというこの企画。

3月15日の初回は歌入れ直前まではネットでも生配信されたのだが、再び5月7日にも生配信が行われるというニュースが。
http://music.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=279436

そこで、前回のライブ配信のレポートを急遽アップします。


客入れの様子から配信スタート。テーブル付きの席で食事も楽しめるらしい。
そして、奥田民生登場。軽くしゃべりながらレコーディングスタート。

自分でPCのPro Toolsを操作しながらドラムのレコーディングから始めていく。
奥田民生がギター以外の楽器を演奏している姿は中々貴重。ドンカマを聴きながら一発で録音OK。とは言ってもOKを出すのは自分自身。下手にOKを出すと後に響く。

お次はベース。どうやらライン録音でやっているっぽい。リッケンバッカーのベースは結構歪ませている音。ハイフレットの暴れパートに苦戦。先程録音したドラムの出来も気にしながら部分録音も繰り返して終了。部分録音の繋ぎ目をクロスフェードできれいに繋ぐといった作業まで自分でやる。

こっからはギター。「昨日AC/DCを観たのでもちろんだ」とAC/DCをかなり意識したサウンドで思わずAC/DCの曲を弾きそうになりながら録音開始。

ギターにはクリップ型のちっこいチューナーがついてて安いし便利そう。KORG AW-2Gってやつらしい。
ここからはマイク録りなのでヘッドホンを装着。
「SONYのスタジオ標準ヘッドホンMDR-CD900STの奥田民生特注バージョンで物販で売ってます」と告知。

ギターの種類を変えながら複数ギターを重ねていきギターも終了。

お次はキーボード。これが小さい。AKAI LPK25というミニ鍵盤。USBでPCに繋げば各種ソフトウェア音源で演奏できる。

実は前からKORG nanoKEYとどっちを買うか迷っていたんだけど、AKAI LPK25の方を購入決定。
小さくてパソコンデスクのキーボードの横に置けるし、持ち運びも楽々なので非常にいい感じ。

「鍵盤が普通のものより小さいのでキーボード奏者には弾きづらいかもしれないが、僕はギタリストなので平気」と器用に弾く奥田民生。
何ヶ所かキーボードで音を重ねたが、1フレーズ引っかかる。時間も時間なのでここは予め用意していたものに差し替えるというズルも(笑)

最後は歌入れ。一般に歌のレコーディングで使われるコンデンサマイクは会場のお客さんの声などを拾ってしまうのでライブでよく使われるダイナミックマイク(おそらくSHURE SM58)をセッティング。
どうやら椅子に座って歌うのか?

と、ここで配信終了。歌入れを見られるのは会場の人だけ。
とはいえプロのミュージシャンのレコーディングの様子が生で見られるのは実に貴重。
特にDTMなどに興味のある人は色々勉強になったところも多かったと思う。

5月7日(金)東京・SHIBUYA-AX公演で、開場・開演時間の18時30分からストリーミング配信を開始。今回は各ツアー会場で制作した新曲を即日配信限定リリースするということで、その“歌いれ直前”までの模様をリアルタイムで楽しむことができる。

配信はこちらから見られる。18:30~の予定とのこと。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/ot/special/cantabile/


[ 2010/05/07 04:12 ] 音楽 | TB(0) | CM(0)

津田大介×中川淳一郎「ツイッターはバカと暇人のもの?」

USTREAMで自分が「tsudaった」(内容を要約してつぶやいたもの)を元にまとめました。

■テーマ「ツイッターはバカと暇人のもの?」
■出演者:津田大介(ジャーナリスト)
       中川淳一郎(編集者)
■日時:5月6日(木) 18:30開場 19:00開始 20:30終了予定
■場所:station 5  
渋谷区神宮前4丁目21-8 OWビル2F
表参道駅徒歩5分、明治神宮前駅徒歩4分
■内容:共に1973年生まれのネット大好き男『Twitter社会論』著者の津田大介と、『ウェブはバカと暇人のもの』著者の中川淳一郎がツイッターの「今」について、ツイッターはこれからどうなるのか? について語ります。


会場では2人の後ろのプロジェクターにTwitterのタイムラインが流れている。USTREAMの配信は若干遅れてスタート。話の途中から。

中川「インターネットの知識がないから企業がSNSやブログで何かやろうとする」

ビジネスとして企業がTwitterなどを使おうとすることに関しての話題。
津田さんも企業に「Twitterってやったほうがいいの?」とよく聞かれるらしいが、「コストはあまりかからないのでやらないよりやった方がいいのでは?」と答えるようにしているとのこと。

津田「現在twitterはバカと暇人のものですか?」
中川「twitterはバカと暇人のものになりつつある」

一例として、フジテレビのTwitterドラマ「素直になれなくて」を挙げる。

中川「『素直になれなくて』は最高w」
中川「『スナナレ見てtwitter始めました』とmixiに書き込んでいる人だけをフォローしたら最低のタイムラインになったw」

こういういわゆるスイーツ(笑)系のTwitterの使い方についての話題で盛り上がる。

中川「スイーツ(笑)系を集めたTLはメッセンジャー的に『おはよう』などとつぶやく」

タイムラインに@なしで「カルボナーラ食べました」とかどうでもいいつぶやきが並んでしまってそれを見るのがおもしろいとのこと。

中川「スイーツタイムラインは100人の女性のハブとなる男がいて、皆を励ましたりしている。うらやましいw」
中川「スイーツタイムラインではフォロー返し率88%。mixi的な使い方が多い。それが楽しい」

津田「そういう、友人同士だけのtwitterという使い方も否定しない。オープンならそこから発展していく」
津田「それがそれぞれのtwitterの使い方と言える。ただ違う使い方をしている人が見えにくい(見ないようにしている)のもtwitterの特徴」


中川「ネット教信者と教祖がいる」

アメリカからTwitterなどの新しいサービスを持ってきてネットなら何でも夢が叶うというような教祖的な人とそれを盲信する人々がいるとの指摘。


中川「twitterドラマでの脚本家北川悦吏子叩きもネット教のせい」
津田「twitterは自分でTLを作るからそれぞれのユーザーに思い込みが起こりやすい」

Twitterの使い方でも、自分のタイムラインの世界が全てだと思いこんで、批判する人々が多かったことを指摘。


中川「ツイッター関連書籍に大げさなタイトルを付けないでほしい」

Twitterは所詮その程度のものだから、これで何でも夢が広がるみたいな書き方には不満があるとの指摘。その点津田さんの「Twitter社会論」はバランスが取れていて良かったと評する。


津田「twitterは機会均等、平等を作るもの」

インターネットの登場であらゆる人が色々なことを自ら発信できる様になり機会の均等化が進んだ。Twitterではさらにそれがフラットになり機会が平等になっていくとのこと。

ここで有名人などのTwitter強者と、そうではない人の違いについての話題へ。
某有名Twitterユーザーの話を中川さんが始めようとする。
すかさず津田さんが「それは何エモンですか?と返す。
中川「それじゃバレちゃうから話せなくなっちゃったじゃん」
ホリエモンはtwitterで有料メルマガ会員が増えてウハウハとかかな?


中川「津田さんのツイートでブログのアクセスが3000増える」

津田さんに今回のイベントの告知をブログのアドレスをツイートして貰ったところ3000件のアクセスがあったとのこと。


松尾貴史さんにTwitter上で執拗に絡んだ人がいた事件についての話題へ。
彼が言うには「有名人に絡むことでフォロワーが増えると思った」
「有名人には分かるまい」

中川「キッチュ松尾事件、北川悦吏子事件はメモって次の本のネタにする」


中川「『@hatoyamayukioは』ひどい内容」
鳩山首相に対するリプライは罵詈雑言が飛び交うひどい内容とのこと。


ソフトバンクの孫社長について
中川「孫さん自身がカスタマーサポートみたいなことするのはどうか?」
と、Twitter上での孫さん人気に疑問を。

津田「孫さんの使い方はうまい」

さらに、うちのブログのアクセスが急上昇するきっかけとなった勝間vsひろゆき対談の話題へ
(対談のノーカット版の記事はこちら USTREAM配信版 勝間和代司会「デキビジ」 ゲスト 西村博之
中川「勝間さんブログコメント2000件はすごかったね」
津田「twitterは流れるからブログより良くも悪くも鈍感になれる」

ブログのコメント欄は荒れているのが見えて残ってしまうけど、Twitterはどんどんツイートは流れてしまうので炎上が見えにくいとの指摘。


企業Twitter利用の成功例としての加ト吉の話題へ。
津田「加ト吉は本当のプロが先行してやっているから、あれは簡単にマネできない」


中川「『ツイ婚』などtwitter絡みだと何でも記事になったりOKになったりするのが気持ち悪い。寿司屋で出会ったのを『寿司婚』って呼ぶか?」

雑誌の記事の企画などTwitter関連の案件が簡単に通ってしまう現在の状況の異常さへの指摘。


津田「ホリエモンのように有名人が有料メルマガをするように、一般人の中からも月数万稼げるなどの可能性があるのでは?」

ホリエモンがTwitterをきっかけに会員数を伸ばし、5000人の有料メルマガ会員を抱え、300万程度の収入があることについて。
津田さんが仮に有料メルマガを初めて、1%のフォロワーが購読した場合数十万の収入があるかもしれない。だが、これは決して有名人だけではなく、一般の人でも数万円クラスの収入なら可能性があるのでは?との意見。

ここで会場からの質問へ
質問:NHK広報のアカウント@NHK_PRについてどう思うか?
津田「NHKPRはお客様相談室の可視化に成功しているを言える」

Twitterというオープンな場でしかも140文字制限という中での対応は、お客様相談室の電話対応などに比べて、非常にうまく言っている例だとの回答。


さらに、Twitter上の僕の質問も取り上げて貰えた。
質問:中川さんはtwitterで今後何をやっていきますか?

中川「IT強者TL、スイーツTL、チラウラドットコム的な反面教師TLを見て元気をもらう」


質問:Twitterに広告代理店が入ってくるか?
中川「twitterに広告代理店はいらない。入る余地がないのでは?」

例えば有名人がブログで商品を紹介しているが、あれには代理店が営業し、記者会見などのバックアップもある。ところが、ホリエモンなどは自分で発信し、メルマガなどを直接宣伝すればいいのでそこに代理店の入り込む余地がどれだけあるか?との回答。


会場に来ている人から津田さんへのリプライでタイムラインを汚してすいませんと謝罪が。
津田「TLを汚すという表現が分からない。メンションは全て見ている」

Twitterの場ではあまりそういうことを気にせず気軽につぶやくものだ。タイムラインの全ては追い切れないが、自分へのリプライは全部読んでいるとのこと。


中川「有名人などのtwitter強者は株に例えることができる。100万を200万にするより1億を2億にするほうが簡単」

有名人のユーザーと一般人ユーザーの比較。
知名度からくる元々の潜在的フォロワーの差はやはり大きいという指摘。

これに対して「失うものがないほうがtwitterは有利では?」という反論などもあった。


津田「言葉の限界を知っている。だからこそ新たなメディアを作ったり、政治的な活動(著作権的関連など)をしたりしている」
中川「津田さんをツイッター一発屋のように呼ぶ人はなんだ?」

Twitterきっかけで津田さんを知った人も多いが、著作だれが「音楽」を殺すのか?
など元々音楽の著作権などについての活動をしていた。政治的な動きとしてはインターネットユーザー協会(MiAU)を立ち上げ、著作権の保護期間の延長を止めるなどしてきた。
関連記事
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20359033,00.htm


質問:Twitterはこれからどうなるか?
中川「ツイッターはこれから、バカが大量に流入してきて呆れた人が消える。そして今の過剰な礼賛風潮は消えて落ち着き正常に戻る」
津田「来年くらいにはtwitter自体を語るということがなくなる。使う人は使い、携帯電話のように当たり前になる」

思っていたより流れは速いが、mixiの1000万ユーザーあたりまでは簡単に到達するのではないか。電話やメールの様に当たり前に使うものになるのではないかという回答。


最後に会場の人から欲しいをいう意見のあった中川さんのTシャツと同じ物を送料無料でプレゼントするというサプライズもあった。

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2 twitterの勉強で
2 Twitterをよく知らない人向け
4 日本での“Twitter”の広がり感を実感するにはうってつけ
4 Twitterの生い立ちから09年末までの動向がわかる
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[ 2010/05/07 00:03 ] 津田大介 | TB(0) | CM(0)

勝間和代さんブログで謝罪

「デキビジ」での西村博之氏との対談に関して勝間さんがブログで謝罪した。(対談内容・動画についてはこちら

http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/

・ホスト役であるにもかかわらず、持論にこだわりすぎ、ひろゆきさんから話を上手に引き出せなかったこと
・議論の途中で、「こりゃだめだ」といったような、議論を投げ出http://blog94.fc2.com/control.php?mode=editor&process=new#すととらえられるような言動を行ったこと
・「夫婦げんか」のような、不適切な比喩を使ったこと

以上の点についてひろゆきと視聴者にお詫びするという内容。また改めて対談の希望も。
ブログやTwitter、DMなどで数千件のコメントも全て読んだとのこと。
USTREAMでの配信も続ける。

といった内容。

謝罪のポイントはUSTREAMでの生配信を見て感じた問題点と近かったので、ある程度批判は収束へ向かうか?
USTREAM配信も続けるということなので話題になった分視聴者は増えそう。

ただ、5月3日のブログ記事「2chはIPの開示に積極的であるというひろゆきさんの注目発言について」の内容が訂正されていないようなので、そこが気になるところ。(それに関する考察はこちら


勝間和代さんの「2chはIPの開示に積極的であるというひろゆきさんの注目発言について」は大間違い

前回の記事勝間和代 西村博之対談へのアクセスが凄いことになって驚いた。

勝間和代司会「デキビジ」ゲスト 西村博之についての記事だ。

BSジャパンで放送されたものは編集してあるが、前日に収録の模様がUSTREAMで配信されていた。
これを見てTwitterでツイートした内容を軽くまとめたものだった。

Youtubeにも一部アップされているのだが、BSジャパンの放送の途中からの映像だ。

テレビ東京からの要請でYoutubeの映像が削除されたのでこちらをどうぞ
http://say-move.org/comeplay.php?comeid=67906



そして、本放送の後、勝間さんのブログ
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2010/05/2chip-8a3f.html
が更新されたのだが、ひろゆきが「2chはmixiやGREEよりもよっぽどIPの開示に応じている」という発言したという内容に驚いた。

そんなこと言ったっけ?

Youtubeの映像の直前あたりの内容についてだと思うが、そんな事聞いた覚えがない。
http://togetter.com/li/18796でその時のUSTREAMの実況ログがまとめられている。

勝間さんの「IPアドレスは積極的に開示すべきでは?」という問いに
ひろゆきは「IPアドレスを積極的に開示しているサービスはある?」と返した。

その後は「mixiやGREEも積極的に開示してないよ」という流れ。
そして「山口組がIPアドレスの開示を求めてきたらどうするの?」という疑問?

「暴力団にIPアドレス開示したら大変な事になるんじゃないか?」という例だ。

こういう文脈から判断しても「2chはIPアドレス開示に積極的」だなんて言ってない。
(もちろん犯罪予告などに対して警察からの要請で開示することはある)

同じような疑問を持った人が文字起こししているが、ほぼ正確だと思う。
http://togetter.com/li/18518

Twitterでも勝間さんにそんな発言はなかったのでは?と疑問を投げかけたのであるが、まだ反応はないようだ。
二人の議論については様々な見方があると思うが、ひろゆきの発言を勘違いして受け取っていると思うので訂正された方がよいと思う。


USTREAM配信版 勝間和代司会「デキビジ」 ゲスト 西村博之 

勝間和代司会「デキビジ」ゲスト 西村博之 Ustream中継!

BSジャパンで5月2日に放送される番組の収録がUSTREAMで配信されるというおもしろい試みの第二回である。
ゲストは元2ちゃんねる管理人の西村博之氏。


2人ともグレーの衣装で入場、色の被りはわざと?

勝間「インターネットの匿名はなくしていくべきでは?」
ひろゆき「使い分ければいい」

と、いきなり、おもしろい論点から。
勝間さんは自分のサイトでの議論で名前の入力を求めている。匿名によって起こる誹謗中傷などの問題を減らすには実名化が必要との主張。


勝間「IPアドレスは積極的に開示すべきでは?」
ひろゆき「積極的に開示しているサービスはある?もし山口組が開示を求めたら?」

もちろん2ちゃんねるは犯罪予告などに関して警察へIPアドレス等の情報を開示している。
だが、mixiやGREEも含めて積極的にIPアドレスを開示しているサービスはなく、もし、暴力団などが誹謗中傷を受けた場合にIPアドレスを開示してトラブルを引き起こすことが良いことなの?という主張。


勝間「アメリカのfacebookなどは実名中心」
ひろゆき「その本当か分からない実名に何の意味があるの?」

アメリカなどではfacebookを中心に顔写真や実名がオープンな人が多いという勝間さんの主張。
ひろゆき氏は名前は仮名かもしれない名前の入力に何の意味もないとの考え。
勝間さんはネットを使うのに韓国の様に個人認証を設けろと言っているのか?そうではないように感じる。勝間さんはみんな実名でやろうよと積極的に呼びかけてるという感じ。ひろゆき氏は両方使い分ければよいと言っている。


勝間「実名化で発言の信用度を上げたい」
ひろゆき「その発言の内容で信用度は判断すべき」

勝間さんはネットで議論する際にその信用度を確かめること、誹謗中傷が合った場合にIPアドレスを開示を要求するコストの問題から実名を求める。
ひろゆき氏はあくまでも発言の内容でその真偽は判断すべきとの主張。


ここで一旦休憩。
なかなか議論が噛み合っていない。
勝間さんは「話をすり替えないで」と言うが、話変えてるのはどう考えても勝間さん。昨日の朝生でお疲れ?
勝間さんの言うことはtwitterである程度できているという印象。

テーマを変えて再スタート

勝間「若い人が起業できる社会にすべきでは?」
ひろゆき「したい人がすべき。年取ってる人が金持ってるんだから起業して若い人雇えば?」

ここでも議論が噛み合わない。
勝間さんは起業すべきだと思うならひろゆきを説得しなきゃ。


勝間「日本の低い幸福度という調査結果はどうか?」 
ひろゆき「ジンバブエとどっちが幸せか?日本人は不幸だって言いたがる人種では?」

近年幸福度が落ちてきているという調査結果を憂慮する勝間さん。
これに対する、「日本人は不幸だって言いたがる傾向があるのでは?」というひろゆき氏の主張はおもしろい。


勝間「OECD諸国と比べても幸福度は低い」 
ひろゆき「女性が夜に安全に歩ける国っていうのは、なかなかない」

水と安全が担保されていることをもっと評価すべきで、先進国の中でも日本はその達成度が高いというひろゆき氏の主張。

勝間「自殺率の高さは?」 
ひろゆき「死にたい人は死ねばよい。死ぬ自由もある」

過激なものの言い方だが、死を選ぶ権利という考え方もある。
さらに、自殺者の中心は50、60代の重い病気の人が中心だと言う。
これは安楽死問題とも関わってくる。
勝間さんはモルヒネなどの痛みを緩和するケアの問題を挙げるが、これは医療用大麻などの問題も関わってくるか。


ひろゆき「新潟地震へ赤十字に1億寄付した。何故海外へ寄付するの?」
勝間「印税の20%を寄付している。6800万程度スーダン、スリランカへ」 

社会的貢献について聞かれ1億円の寄付について答える。
逆につっこまれ、勝間さんは始め印税が分かってしまうため明かせないとした寄付の額について6800万程度と答える。だが、なぜスーダンやスリランカへの寄付なのか?さらにつっこまれる。
分が悪くなった勝間さんはここでも話を変える。


勝間「政治参加は?」 
ひろゆき「投票はしている、又吉イエスっておもしろい政治家がいて…」


休憩をもう一度挟んで、テーマを変える。
孫さんの主張する「光の道構想」にはひろゆき氏も興味がある模様。

勝間「NTTなどの利権になって使いにくいシステムが高額で作られる」 ひろゆき「それを自明のものにさらせばいいじゃん」
勝間「そう努力しているが…」

役所仕事の電子化についてであるが、現在のシステムは煩雑すぎて利用は少ない。さらにそのシステム構築が利権化していて使い勝手の悪いものを高額で作らせているという問題。

と、この辺でタイムアップ。議論が噛み合ってきたのでちょっともったいなかった。
「光の道構想」に対する2人の議論をもっと聞きたかった。


実名化によるメリットは分かる。Twitterで緩やかにそうなっていくのも悪くないと思う。けれど、勝間さんの全てを実名化またはIPアドレスの公開化ってのは暴論で、有名人から見た一方的な意見のように感じた。

基本的に勝間さんの「こうすべき」にひろゆきの「どちらでも好きにやればよい」で噛み合っていなかったという印象。

これだけ噛み合わなかった、しかも勝間さんの番組で勝間さんが圧倒的に不利な展開に見えた配信であったがこれが明日のBSの放送でどう編集されて放送されるかは非常に興味深い。

















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