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勝間和代×高橋洋一「ギリシャ危機と日本経済」

勝間和代と高橋 洋一(元財務官僚・経済学者)の対談がUSTREAM中継された。
テーマは「ギリシャ危機と日本経済」


 まずはギリシャがどういう国かそもそも知っているのか?という話。

高橋「ギリシャは人口1000万。面積は日本の3分の1。GDPは30兆、神奈川と同じくらいの規模」
高橋「国債の返却率は50%ほど。G7は5%位で悪化するのは戦争中くらい」
高橋「いい加減さがEUROに入って誤魔化された。五輪の影響も」
高橋「4人に1人が公務員。民間の給与の1.5倍」
高橋「特殊法人も多くて、社会主義国に近い。EUROに入れちゃダメだった」

 ギリシャの経済規模は神奈川県くらいとさほど大きくない。
 また、公務員だらけで資本主義というより社会主義に近い国と言える。


高橋「EUROからギリシャを離脱させることが一番簡単なやり方」
高橋「GDPの動きが明らかに他EUROと違うから最適通貨圏の理論から言うとEUROに入れてはいけない」

 マンデルの最適通貨圏の理論を引用して、ギリシャをEUROへ入れるべきではなかったという議論を展開。


 ここで、巷で言われている「日本もギリシャと同じように破綻するのでは?」という議論について。

勝間「同じように日本が破綻するという人がいるが」
高橋「財政当局はそうならないと知ってて言っている。むしろ他の意味がある」
高橋「銀行を見るときに債務残高だけでなく、資産とその有効利用も見る。国も同じ。バランスシートで見なければならない」

 日本は債務残高は大きいが、資産もそれだけ大きい。借金と資産を両方見なければ正確でない。先日の朝生では債務残高だけを強調して不安を煽り、増税しようとする財務省の思惑も指摘していた。


勝間「債務残高が増えているのが問題視されているが」
高橋「日本は会計システムが操作されていて世界基準と違う、特別会計に入れるため国債を多く発行していたりする」

 と日本の会計の特殊性を元財務官僚の視点から指摘。

 
 そもそも国家の破産の定義はなんだろうか?

高橋「数学的に言うと財務残高÷GDPが発散すると破産」
 
 いかにも東京大学数学科出身らしい説明。意外にも財務省には理系出身者は非常に稀。

勝間「過去最大の税収に対しても国債額が大きいから破綻すると言われるのは?」
高橋「プライマリーバランスが来年7%等改善していく方向であれば破綻はしない」
勝間「名目成長率が0ではいくら増税してもダメですよね」高橋「その通り」
高橋「名目成長率ゼロならどんなに増税してもダメ。穴のあいたバケツどころではなく、床が底抜けしてる感じ」
 
 いくら増税しても経済成長しなければ収支は改善しないという指摘。


勝間「ギリシャはどうか?」
高橋「ギリシャは年金がひどい。出生率は日本並み」
高橋「日本の年金は現役の3~4割程度(5割という数字は一番いいとこ取りの計算)は出生率に合っているといえるが、ギリシャは同じくらいの出生率で10割」

 出生率が低い分支給額が減るのが普通であるが、ギリシャがいかにでたらめか分かる。


高橋「ギリシャは女好きなのに出生率が低いのが大変な疑問(笑)」
確かに年間のSEX回数が世界一的な記事を見た記憶もあるのだが、出生率が日本並なのはかなり意外である。

高橋「年金の設計や税金の補足も本当にいい加減」

 そういえばオリンピックの時も工事が遅れまくって施設の完成が間に合うか?みたいなニュースもあった。国民性がかなりいい加減だということか。その割には避妊はしっかりしているのか(笑)

勝間「ギリシャをG7などと比べることがそもそも間違い」
高橋「ギリシャはEUROへ裏口入学したみたいなもの」
勝間「世界同時株安は反応し過ぎ?」
高橋「EUROが下がって本当にいい迷惑。ギリシャは休学(一時的にEUROを外す)させるべき」
勝間「いずれにせよ日本とギリシャは切り離して考えるべきですね」

 ギリシャは経済規模からも、そのいい加減さからみても日本とは全くレベルが違う。日本がギリシャみたいに破綻するのでは?という論調は間違いである。

 とはいえギリシャから学ぶことも多い。日本はどうすべきか?

高橋「年金は出生率をがんばって上げていく。公務員は減らしていく。今の郵政民営化は英語では政府所有企業としか言えない」

 と今の郵政政策は後退していっていることを指摘。公務員改革も必要か。

勝間「日本が破綻してもドイツは助けてくれないですもんね」


 日本の金融政策について。

勝間「ハイパーインフレを煽る人がいるが」
高橋「2~3%のインフレターゲットするのに20%位のインフレを心配するのはおかしい」

 インフレし過ぎたらその都度引き締めればいいだけで、2~3%のインフレターゲットは全く問題なく行えるという指 摘。


高橋「EUROなどに属さない日本は金融政策が使えるのが強み。私はギリシャ危機がそんなに大変だとは思わないが、本当に大変だと思うならしっかり金融政策すべき」


勝間「日本の国債の94%を日本人が買っていることは?」
高橋「それは日本人が外国が読めず日本語が好きだから」
 
 日本語しか話せない日本人は海外への投資に消極的ということか。


勝間「リーマンの時に格付け会社の問題が言われたが」
高橋「債権の発行を休債してるのに、格付けを下げてきたことがあった。存在しない債権を格下げするほどのド素人。格付け会社は私欲の塊。信じる方が悪い。」
勝間「マスコミも知識不足、誰かの言葉を借りて伝言ゲーム状態」

 知識不足な人物が各分野に存在する。その情報に惑わされないようしっかり自分で勉強して納得し投資などは行わなければならないことを指摘。

 ここで、配信は終了。ひろゆきとの対談とは違い、非常に分かり易くよい議論であった。

[ 2010/05/13 15:30 ] Ustream | TB(0) | CM(3)

>ひろゆきとの対談とは違い、
>非常に分かり易くよい議論であった。

勝間は意見言わずに聞いてるだけだったしね。
[ 2010/05/14 22:41 ] [ 編集 ]

マンデルの最適通過論ではなくマンデルの最適通貨圏の理論じゃないかな
[ 2010/05/17 04:03 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> マンデルの最適通過論ではなくマンデルの最適通貨圏の理論じゃないかな

そのようですね。ありがとうございます。修正しました。
[ 2010/05/18 01:35 ] [ 編集 ]

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