スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

田原総一朗×津田大介「ツイッターとジャーナリズム」

現代ビジネス主催による対談が前回の勝間和代×高橋洋一に続いてUSTREAMで中継された。

始まって早々音声トラブル。
なかなか聞き取りづらいが、津田さんが「ネットジャーナリスト」となるまでのヒストリーを田原総一朗さんがインタビューしているという構図か。

早稲田大学卒業後、小さな出版社へ就職、その後2,3人で小さな会社を立ち上げ、IT系のライターへ

その後、ナップスターやWinnyの話題へ。

津田「P2Pの技術を用いたWinnyは使用者全員が何らかのファイルを常に分散アップロードしているので全員が違法ファイルの一部をアップロードしていることになり、誰かが狙い打ちされにくい」

ここでやっと音声が修正されて再スタート。

田原「Youtubeは違法では?」
津田「アメリカの著作権法には、ある程度対策(通報があれば削除するなど)をすれば罪に問われないということが明記してある」


田原「だが日本でWinnyの作者は逮捕された」
津田「ある種見せしめ的に。違法に使われる割合が高すぎたのかもしれないが、合法的なものを作ろうとする芽まで摘んでしまったかもしれない」

包丁は料理にも殺人にも使われるが、作った人は罪を問われない。Youtubeは包丁だと判断されたが、Winnyは銃だと判断されたのかもしれない。という例えを出して津田さんは説明した。


田原「Youtubeは高く売れたんでしょ?Twitterはどう?」
津田「Twitterは色々な可能性があるので売らずにやっている」
アメリカでは有用なサービスは高額で買収されるという例が多いが、TwitterはGoogleなどの買収に応じなかった。

津田「twitterはもともとバイク便の連絡用のシステム。2007年に爆発的に広まった」

田原「なぜ140字?」
津田「160字のショートメッセージの名残。ユーザーID用のバッファに20文字。その残り140字」
津田「SMSの160字はポストカードに書かれている平均文字が150字前後だったというところから」

田原「日本語は140字により詰め込めるね(漢字・かな使いで)」

田原「1つつぶやくと100の返信がある。これがおもしろい」
津田「書くことによって自分の考えを確認できる」


田原「普天間問題。沖縄入りした鳩山首相をすべてのマスコミが叩いた。これへの疑問」
産経から朝日に至る、右から左全てのメディアが鳩山首相の沖縄訪問を非難した。ここから始まるという見方は一つもないのか?という疑問をTwitterで投げかけた。


田原「Twitterの反応、刺激によって新たな発想が生まれる」
津田「それは2ちゃんねるなどにもあったのだが、Twitterは顔が見える」
実名とまではいかずとも、ある程度発言者の顔が見える反応は匿名の書き込みと重みが違うと言える。


津田「Twitterはブログなどより短く、流れる。だからすべてに返信しなくてもいいが、何に返信しなかったのかも含めてオープンだ」

こういうTwitterの特徴は政治家向きだとの指摘。


田原「政治家。さらにホリエモンがおもしろい。逮捕されて出てきてからがおもしろい」津田「それまではあまり説明しようとしていなかったが、ネットを使ってうまく説明し世論も作ろうとしている」

田原「収監中のホリエモンに差し入れしてあげようと思ったら、拘置所の飯は炊きたてで、大量に一度に炊いたものだから旨い!」

ホリエモンは以前はマスコミなどに対してしっかり答えたりしなかったが、今ではTwitterやブログ、有料メルマガなどを上手く使い分け自分を表現し、無罪への世論を作り出していると津田さんは指摘した。

田原氏「ツイッターを始めたきっかけは自分のなりすましがいたから」

田原さんがTwitterを始めたのは意外なきっかけからだった。

田原「Twitterがネット選挙から外れちゃった」
津田「まだどうなるか分からないが、あくまでも政治家の話。今までも2ちゃんねるなどでみんな好き勝手に書いてきたから」

現在、ネット選挙解放にTwitterは含まれていない。だが、それは政治家本人だけの話で現実的には田原さんの様なひとのつぶやきに反応したり、有権者がTwitter上で討論する。そういうことの方が大きいのでは?という津田さんの回答。

田原「電話なんかと違う?」
津田「連絡の模様をみんなが見ているということが違う。返事しないことも見える。根回し根回しでやってきた日本の政治と対照的」


津田「Twitterはテレビ・雑誌・マニフェストの隙間を埋めてくれるもの、共存すべきもの」


津田「民主党のマニフェストにあった記者クラブ解放がなされなかったことにtwitterで批判が。そこで藤末議員がそれをプリントアウトして持って行った。その後解放された」


田原「2ちゃんねるはすごい。自分のどこが悪いかわかるという人がいた」
津田「2ちゃんねるの場合は極端な話2,3人が批判を書いていることもあるが、Twitterはアカウントがあるので起きにくい」

2ちゃんねるなどを含めてネットの情報は有用だが、Twitterでは2チャンネルよりノイズが少ないという特徴があると言える。(ただし、より率直な意見は2チャンネルの方が多いかもしれない)


田原氏「ハッキリ言って僕は新聞なんかいらないと思っている。新聞の一面は発表報道ばかりだ。分析がない。」


田原氏「週刊誌に取材を受けても週刊誌はあらかじめ自分で決めておいたストーリーどおりの記事にしてしまう。」
津田「僕もやられた事ある。ただ、それに対する反論・指摘もtwitterなどでできる」」


田原「twitterは儲からないでしょ?」
津田「twitterだけではまだ利益は生み出せないが、あるつぶやきに関して広告が挿入され、それがユーザーに還元されるということもありうる」

津田「USTでも動きは起こっていて、番組がおもしろかったら投げ銭するというシステム(IZONN)もできてきている。例えばこの配信が有料なら音声トラブルにもっと批判がきたのでは?」


田原氏「インターネットで稼げるシステム(TwitterやUstで稼ぐプロが生まれるシステム)が必要。」

田原「自分がリストラされるところを実況した。それが本になったtwitterでもそういう動きが出てくるかもしれない」

田原さんはTwitterやUSTの場をアマチュアの遊び場というだけでなく、そこからプロが出て現在の新聞などに取って代わるということを期待しているのではないか。


田原「日本語版キンドルも出てくる」
津田「週刊誌は厳しいかもしれない。ただし、書籍も残ると思う。読んだら捨ててデータだけ残して検索したいというものとの2つに分かれる」

全てが電子書籍になるのではなく、まずは読み捨てが主の週刊誌などからそれが始まるのではないか。電子書籍なら最速で配信され、バックナンバーを含めての検索もできる。ファッション誌等は掲載した商品の通販リンクなども貼れる。
週刊漫画等は単行本の売り上げへの影響を考えると時間制限付きのDRMが適当かもしれない。分厚い本から解放され、全国どこでもいち早く読めるなら成功の可能性は十分ある。


津田氏「昔動画配信しようとしてNTTにお願いしたらまず50万円とか100万円と言われた。今はUstを使えばタダ。」
津田「(出版社でも)僕らくらいの世代はそういうものを使って何かやろうという人がいる。ただしネットを敵とみなす上司がいてできないということがある」


田原「オバマはTwitterで当選したとも言われる」
津田「街頭演説をどこですると告知できるのも大きい」
津田「これからTwitterはインドの選挙の例をみてもどんどん政治に巻き込まれていく」

最後は次の参院選に向けて加速していくであろう、Twitterの政治利用の可能性について示唆して対談は終了した。

特に前半のTwitterの成り立ちや、様々な利用の例、可能性については本日の出演者津田大介さんの著書Twitter社会論に非常に分かりやすく書かれている。必読の一冊である。

Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
津田 大介
洋泉社
売り上げランキング: 1516
おすすめ度の平均: 4.5
5 ロジカルにTwitterが語られている
2 twitterの勉強で
2 Twitterをよく知らない人向け
4 日本での“Twitter”の広がり感を実感するにはうってつけ
4 Twitterの生い立ちから09年末までの動向がわかる


[ 2010/05/15 00:05 ] 津田大介 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://uol.blog94.fc2.com/tb.php/80-a7e57a59
















上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。